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40年前にフランスで生まれ今もフランス製を貫く

繭の中でサナギが眠るようにワインを眠らせる。そんな言葉で自社の製品思想を語るユーロカーブは、ワインセラーの嚆矢であり、先駆者であり続けている。1976年にフランスで初めてワインセラーを発売して以来、MOF資格のソムリエや、ワイン熟成の研究機関、振動・気流・材料などの先進的な知見を有する航空・宇宙分野の研究者たちと協力しながら、ワインを守り熟成させるための進化を続けてきた。その最進化形が昨年11月に発売されたRevelation(レヴェラシオン)」と「Pure(ピュア)」である。

近年、世界的な課題となっている環境負荷の低減とともに、ユーロカーブにふさわしい美しさと使い勝手の良さを磨き上げたのがこの両シリーズ。レヴェラシオンは最大182本収容のガラスドア1タイプで、細部にわたる気遣いによりラグジュアリー感を高めた。一方のピュアは最大74〜204本の6種、大容量タイプには標準ドアのBlackPianoも用意し、ニーズに合わせて選べる商品展開となっている。

レヴェラシオン、ピュア共通の特長が環境性能の向上。各部の材料や構造を見直して断熱性を高め、電力消費量を大幅に抑えた。断熱性に優れるアルゴンガスを封入した二重ガラスの採用により、フルガラスドアでも外気温の影響を受けにくく結露を防いでくれるのも嬉しいところだ。

機能面では、高さ調整を細かくできるよう棚ピッチを変更。これまでボルドー基準で棚ピッチを設定していたが、今回の変更によりブルゴーニュやシャンパーニュを交えても庫内を効率的に使えるようになった。

そして新たなフラッグシップとなったレヴェラシオン独自の魅力だが、特に印象的なのがライティングだろう。庫内を縁取る琥珀色のLED光が、大切なワインの横顔を優しく照らす。またレヴェラシオン専用の棚は、「ソムリエの手」と呼ぶ受け皿の衝撃吸収性を高めるとともに、棚を押し戻す際に緩衝機能が働くソフトクローズ仕様を施すなど、ボトルへの振動を極力抑える配慮がなされている。

庫内灯の控えめながら艶やかな煌めきや、引き出し棚のしなやかな動き、ドアのがっしりした立て付けなど、実際に見て、触れてこそ理解できる魅力がユーロカーブには多い。「最上」を知る上でも、ショールームに足を運ぶ価値がある。

[問い合わせ先] 日仏商事東京事務所 03-5778-2495 http://www.eurocave.jp/

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WINE-WHAT!? 編集部
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ワインと食のライフスタイルマガジン「WINE-WHAT!?」編集部です。

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