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渋谷の「ビストロ ロジウラ」シェフ原太一さんと、フランス「メゾン・トロワグロ」でアジア人初のシェフ・パティシエを務めた後藤裕一さんが昨年末、富ヶ谷にオープンした「パス」。朝8時から自家製パンや焼き菓子とコーヒーの朝食、ランチを提供し、テイクアウトもOK。繊細な食感のパン・オ・ショコラやクロワッサン、マドレーヌなどは、最近ひそかに感度の高いフーディたちが注目するエリアの中で、すでにしっかりとファンを掴んで いる。さらに夜はアラカルトやコースが楽しめ、カフェやビストロとしてさまざまなニーズに応えてくれるうれしい店だ。

注目は、ディナーのワインペアリング。同店のコースは前菜からデザートまで全7皿で構成されている。メニューに書かれているのは「レタス 牡蠣」、「仔羊 燻製ヨーグルト」など、シンプルに素材のみ。どんな料理が運ばれてくるのか、想像力を掻き立ててくれるミステリアスな内容だ。そこにソムリエの安原幸司さんが、ときにビールやシェリーなどを織り交ぜながら、5種のグラス提案してくれる。マリアージュに頭を悩ませず、すべて店にお任せしていくつものワインを楽しめるお客側としては気楽で贅沢なシステム。それを力強くバックアップするのが、 ユーロカーブエッセンシャルV166C‐PTHFだ。

店のオープンにあたり、ユーロカーブを選んだ理由を安原さんは次のように話す。「省スペースなうえ、主張しすぎないスタイリッシュなデザインが店内になじむ。そして、決め手はやはり抜群の使い勝手の良さです」。

ワインのセレクトは店とソムリエの実力をアピールできる大事なポイント。だが、あわただしい営業のさなかにお客の食事のペースや料理が仕上がるタイミングにベストの温度で提供するのは難しい。ガラス扉で内部の配置が的確に把握できるうえ、ユーロカーブ独自のスライド式 の棚「ソムリエの手引出し棚」のおかげで、ボトルでのオーダーにもスピーディな対応が可能。 また、ホルダーの高さを変えられるため、最下段にグラスワイン用のボトルを立てて保管している。

さらに今秋、エッセンシャルの後継として新たに、プルミエシリーズが登場。従来の大・中に小サイズが加わり、家庭でも導入しやすくなった。現場のプロも信頼を置くクオリティがあれば、自宅でのワインライフもますます充実するに違いない。

「鰆 白えび マコモダケ」×フェザンツ・ティアーズ ルカツィテリ 2011

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全7品のコース5,800円からの一品と、ワインペアリング4,200円からの1杯。ボトルで頼むと6,600円のワイン。
ふっくらとポワレした鰆に白えびのフリット、シャキシャキした食感のマコモダケを添えた一皿。一見シンプルなビジュアルながら、多彩な風味が潜む料理には、クヴェヴリで醸したジョージアのワインを合わせて。ブドウの生命力が詰まった味わいにしっかりしたミネラル、スパイシーな余韻と魚料理。互いの旨みを巧みに誘い出し、一層鮮やかに主張するマリアージュだ。

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PATH
東京都渋谷区富ヶ谷1-44-2 A-FLAT1F
☎03-6407-0011
8:00〜15:00(L.O.14:00) 18:00〜24:00(L.O.23:00)
月曜休、月1 回日曜不定休

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WINE-WHAT!? 編集部
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ワインと食のライフスタイルマガジン「WINE-WHAT!?」編集部です。

3月号の特集は鍋。鍋は食材の旨みを食べ尽くす料理でもあります。
ワインをうまく合わせれば、その旨みも倍増。

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