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シャンパーニュ アヤラから新たなトップキュヴェ 『ラ・ペルル 2012』登場

シャンパーニュ アヤラから、生産量たった4000本のトップキュヴェ『ラ・ペルル 2012』が登場した。

『ラ・ペルル 2012』/ ¥ 24,200 / 三国ワイン

1860年、エドモンド・デ・アヤラにより創業。1865年にドサージュ21g/lという、当時としては破格の辛口シャンパーニュをリリースしたアヤラは、シャルドネを主役として、ブレンド技術と長期の熟成により、いまも、わずかなドザージュで、繊細で複雑、軽快なシャンパーニュを造り上げる。

そのスタイルは、70のクリュのブドウを品種・ヴィンテージごとに、120の独立したサイズの異なるステンレスタンク(5~200hl)で醸造、ブドウの受け入れからデゴルジュマンまで、すべてをひとつの場所で行い、人の手をできる限り介在させないことで、ブドウがもつポテンシャルを最大限引き出す、というもの。

グループとしてはボランジェのファミリーに属するものの、小規模の家族経営のメゾンで、シェフ・ド・カーヴは2006年からアヤラに参画したカトリーヌ・ラトリヴ。最近、シャンパーニュでも増えてきた、女性最高醸造責任者である彼女が、シェフ・ド・カーヴ就任後に初めて手掛けたヴィンテージとなるのが、今回、登場した『ラ・ペルル 2012』だ。

コート・デ・ブラン(シュイィ、クラマン、メニル・シュール・オジェ)とモンターニュ・ド・ランス(ヴェルジー)という4つのグランクリュのブドウを使い、シャルドネ80%、ピノ・ノワール20%という構成。瓶内熟成時には金属のキャップを使う場合が多いシャンパーニュだけれど、コルク栓で8年以上の瓶内熟成を経て、6g/lのドザージュでリリースされている。このなんとも贅沢な造りに加えて、2012年はシャンパーニュの当たり年でもある。

期待が高まるアヤラ渾身の作品だけれど、生産本数はわずかに4,000本。黒い木箱は生分解性接着剤を使用し、森林保全団体の認証を取得した、100%リサイクル可能な環境配慮型、というのも、いまのシャンパーニュらしく、ラグジュアリーだ。

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