5月26日木曜日19時より、ロワール地方トゥーレーヌより生産者をお招きして、初夏にぴったりのワインイベントを、恵比寿のルビストロにて開催します。

ドメーヌ デ グランド・エスペランスはフランス語で「大きな希望」という名のドメーヌ。ピュイィ・シュール・ロワールで評判の生産者、ジャン=ルイ・サジェ氏の二人の息子、アルノーさんとローランさんが時代に合った新しいスタイルで自然に寄り添うワイン造りを目指しています。

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ドメーヌ  デ グランド・エスペランスのロゴ

畑はロワール河の北、トゥーレーヌの中心メスラン地区で主に高台に所有し、そこからさらに高地の斜面に広がる区画もあります。地質は斜面の上方は泥炭の石灰質で下にいくにつれ、重くなり、粘土質の上に砂利質の土壌が存在します。

43haの畑では、様々な品種を栽培しています。トゥーレーヌの代表格、ソーヴィニヨン・ブランはもちろん、白ワイン用にはシャルドネやシュナンブラン。赤ワイン用にはガメイ、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、さらにはマルベックも栽培しています。

自然環境に配慮したテラヴィス栽培を取り入れ、健康で品質の高い果実を収穫し、テロワールを見事に表現したワインを生み出しています。中でも単一品種でできた上質なキュヴェは若者たちにも評判が良く、その味わい深さはパリのビストロでも人気があるそうです。私がまず、このワインで一番印象的だったのは、その味わいの柔らかさと優しさです。

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希望の光が降り注ぐ、ぶどう畑

シリカ質の土壌のトゥーレーヌ・ブランはきりっとした印象もありますが、ステンレスタンクで低温発酵後に、シュールリーで熟成し、定期的に撹拌することでドライなキレだけでなく、ボディに優しい深みのある味わいが生まれています。

一方、粘土質土壌の樹齢約30年のキュヴェ、「ル・ロワ・ソレイル」は、黄金色の輝きで非常にエキゾチックでバニラ、アカシアの香りもあり、味わいも滑らかで余韻の長いワインとなっています。このワインの印象はまさに、エチケットに表現されています。

冒頭にも述べましたが、アルノーさんとローランさんは、これからの時代に向けた新しいスタイルのワインを目指しています。彼らはあえて伝統的なシャトーを表示するエチケットではなく、幸福な子ども時代を彷彿させる、詩的でカラフルな絵を選び、ワイン名も少し変わったものにしました。

先程の後者のワイン、「ル・ロワ・ソレイル」とは、フランス語で「太陽王(ルイ14世のこと)」を意味しています。エチケットにも王様がどこか可愛らしく描かれています。また、彼らが造るクレマン・ド・ロワールはとてもフレッシュで爽やかで初夏のこの季節にピッタリです。

このワイン名は「エトワール・フィラント」フランス語で「流れ星」を意味します。絵本の挿絵のようにカラフルで可愛らしく、なんだかほっとする優しい彼らのワインと朝霧高原で育ったとろけるような甘い脂身が特徴の絶品LYB豚をメインに扱うフレンチ、恵比寿ルビストロの料理とのマリアージュをぜひこの季節に試してみてはいかがでしょうか。

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ルビストロ
150-0013 渋谷区恵比寿1-21-13 BPRレジデンス恵比寿2F
03-5789-8966
定休日 毎週月曜日(不定休あり)
恵比寿駅東口より徒歩5分

ワインメーカーズディナー
開催日    5月26日木曜日
ドアオープン 18時30分
スタート   19時
終了予定   21時半頃
会費     7000円(税込7560円)
人数     40名
(定員オーバーの際は先着順とさせていただきます。お早めのご予約をおすすめいたします。)

この記事を書いた人

川野 沙織
川野 沙織
(かわのさおり)
1986年鹿児島市生まれ。琉球大学教育学部を卒業後、ソムリエを目指し上京。2012年J.S.A.ソムリエ資格取得。大手町BistroLyonで店長として働いた後、2015年4月より恵比寿のLeBistroの店長兼ソムリエールとして現在勤務している。お店では様々なワインイベントを企画、運営し、ワインの勉強会なども実施している。