生魚がある日、突然食べられるようになった! 肴はお酒を呼んだ!
絶大な人気を誇るカリスマ“声優アーティスト”に、食生活とワインについて、あれこれ聞きました。

人生における大革命



今回(WINE-WHAT!? 2018年1月号/No.20の表紙に)ご登場いただいたのは水樹奈々さん。声優としてはもちろん、アリーナクラスの全国ツアーをはじめ、東京ドームやスタジアムで単独ライブを行うなど、精力的な音楽活動も絶大な支持を得ている。エンタテインメント界に“声優アーティスト”というジャンルを確立した人だ。

2017年夏にはミュージカル「Beautiful」で初の主演をつとめ、アメリカのシンガー・ソングライター、キャロル・キングの半生を熱演した。いまや“アニソンの女王”という枠を完全に超えている。

彼女に近しい人は異口同音にこう評する。水樹奈々は“超人”である、と。

「私はもともと体力に自信があって、だからデビュー以来ずっと突っ走って来られたんですね。

それが3年ほど前、無理が重なったのかはじめて喉を壊してしまったんです。

歌えないことが苦しかったですし、ライブを中止せざるを得なくなったことで、ファンの皆さんをガッカリさせてしまったことが何よりショックでした。あのときは本当に自分が許せなくて……」

 これがきっかけになって、奈々さんは目覚めた。体質を改善しようと、オーガニック食品を積極的にとり、健やかな体を保つためのトレーニングを励み、規則正しい生活を送るようになった。  

「肉体的にはもちろん、肌の調子も格段によくなりました。そうなると気分が自然にアガるので、毎日がより楽しくなるんです。そんなとき、味覚にも変化が起きました。私の人生における大革命だったんですよ(笑)」

なんと、これまで何度トライしても体が受けつけなかった生魚を、ある日突然食べられるようになった。


「コース料理だけのイタリアンレストランで、前菜として出てきたのがカルパッチョ。しかも、まさかのイワシです!! 青魚なんてとうてい無理だと思いましたが、カウンターだけのお店で目の前にシェフがいる状況では、食べずに残すなんて罪悪感が大きすぎました(笑)。それで勢いをつけてパクッと口に入れたら、あれっ? と。不思議なぐらい美味しく感じたんです。そして、気づけばペロリと平らげていました」

以来、生魚の料理は奈々さんの大好物に。

「周りの人たちによく“人生の半分損してるよ”と言われてきましたが、半分以上取り戻した気分ですね(笑)」

そして、肴はやはり酒を呼ぶ。飲めない体質だと思い込んでいた奈々さんだったが、いつしかグラスにも手が伸びた。

この記事を書いた人

WINE-WHAT!? 編集部
WINE-WHAT!? 編集部
メリー・クリスマス&ハッピー・ニュー・イヤーん!
2018年1月号(通巻20号)12月5日発売です!
特集は、石田博ソムリエと柳忠之さんによる「ヴィンテージ・シャンパーニュ27本テイスティング」と、柳忠之さんを座長とする「ワインと寿司のマリアージュ徹底検証」の2本立て!
岩瀬大二さんの「チリ紀行」にも注目。チリも積もればカベルネ・ソーヴィニヨンだけじゃない!
表紙はアニソンの女王・水樹奈々さんです。
ワインがスッキ、スッキ、スッキ、スッキ、ワインがスッキ、スッキ! 
へ、編集長、なんの替え歌だか若い人にはわからないです〜。