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クラウディー ベイ 期間限定ラウンジがお台場にオープン

東京 お台場の「ヒルトン東京お台場」内「シースケイプ テラス・ダイニング」にて

ニュージーランド ワイン「クラウディー ベイ」の期間限定ラウンジが、いま、東京 お台場の「ヒルトン東京お台場」内「シースケイプ テラス・ダイニング」に出現している。湾の向こうにひろがるのは、東京の街。心地よい風を感じながら、オイスターを中心としたスペシャルメニューとクラウディー ベイのワインが楽しめる。

Come Sail Away!

ニュージランドを代表するワイン「クラウディー ベイ」。「自然と通じる」、「フォラージュ(食の探検)を楽しむ」、「旅を通じて人や場所を発見する」の3つのテーマで「Come Sail Away(カム セイル アウェイ)」というコンセプトを表現している。2017年に、クラウディー ベイが提案するライフスタイルは「Simple Luxury(シンプル ラグジュアリー)」。都会にいながらも日常をすこしはなれて、自然とともにワインとフレッシュな食材を楽しもう、というのが、その意図するところで、東京湾の向こうに東京の中心をのぞむ、「ヒルトン東京お台場」のシースケイプ テラス・ダイニングに、特設ラウンジがオープンしている。

ここでは、クラウディー ベイの全6種類のワインがグラスとボトルで楽しめるのはもちろんのこと、約30種類もの、クラウディー ベイにあわせたオイスターメニューが用意されている。牡蠣はシェフ選りすぐりのその日最良のもの。ソルティードッグやブラッディーマリーなどとともにカクテルのようにあつらえた「飲むスタイル」のショットグラスにはいった8種類のオイスターメニューは注目だ。もちろん、生牡蠣も楽しめる。

開催期間は10月22日(日)までと長いけれど、夏前はオープンエアーが最高に気持ちいい。東京にいながらにして、すっかりリゾート気分にひたれる。

詳細や予約はこちらから。

ブドウ栽培責任者 ジム ホワイトが語る

クラウディー ベイのヴィティカルチャリスト、つまりブドウ栽培の責任者であるジム ホワイト氏にお話をうかがった。

来日したホワイト氏によれば、クラウディー ベイの畑がある、マールボロ地区のワイラウ ヴァレーは、両側は山にかこまれ、いっぽうはその名もクラウディー ベイとよばれる湾があるのだけれど、緑があり、東京湾をのぞむお台場はそんなワイラウ ヴァレーと似ていて嬉しい、日々のストレスからしばしはなれ、リラックスしたひとときを、クラウディー ベイとともに過ごしてほしいという、「Come Sail Away」のコンセプトにぴったりだ、と、まずは太鼓判を押した。

クラウディー ベイは1985年に「ソーヴィニヨン ブラン」をリリースして、瞬く間に名声をあげた。今回、ホワイト氏が紹介したのは、このソーヴィニヨン ブランを筆頭に、4種類のワイン。ちなみにソーヴィニヨン ブランについては、「ニュージーランドワイン全体の代表格」と自信をのぞかせる。

フレッシュなシトラス、桃やネクタリンといったアロマをもち、味わいはフレッシュかつ重みがあり、酸もしっかりとした白ワインだ。

「ペロリュス」は1987年からラインナップされているスパークリングワインで、シャルドネとピノ ノワールを使い、瓶内二次発酵をおこなうなど、正統派のスパークリングワイン。

アペリティフとしてはもちろん、オイスターとの相性もいい。

そして2種類のピノ ノワール。

ひとつはマールボロ地区のピノ ノワールをつかった「ピノ ノワール」。赤いフルーツ、フローラルな香りをもち、明るく、味は凝縮感があり、タンニンはやさしい。

もうひとつは、マールボロから南に600kmほど、ニュージーランドの南島の一番南にあるセントラル オタゴ地域のピノ ノワールをつかった「テ ワヒ」。ニュージーランドに住む、マオリ族の言葉で「その場所」をさすのだそうで、おなじピノ ノワールといえど、場所によって味がことなるという意味を込めている。ブドウの育つ環境は標高が高く厳しい。ゆえに、深みがあり、骨格、タンニンもしっかりしていて、果物で例えればダークフルーツのような、リッチなピノ ノワールだ。

ちなみにホワイト氏は「ブドウ栽培において愛してやまないのは、どの季節もどのヴィンテージも2度と同じになることはなく、また、ニュージーランド独特の特別な天候によって毎年あらたな課題が与えられるという点」と紹介されているのだけれど、それゆえか、その土地、その土地の食につよい興味関心があるようで、日本食も大好物。かつお節、おでん、とんかつなどを例にあげて、日本の料理の「うまみ」とワインとの相性について、独自の解釈を語ってくれた。

彼によると、かつおだしのうまみには、ピノ ノワールやシャルドネがよく、ソーヴィニヨン ブランはそれほど合わない。ソーヴィニヨン ブランはやはり、寿司や刺し身がよい。そしてピノ ノワールが合うのは、とんかつ、そして味のやさしいおでんだという。

これから10月まで、夏、秋と季節をうつろってゆく、クラウディー ベイのラウンジとともに、思わぬところでヒントをもらったWINE-WHAT!?の今後にもご期待いただきたい。

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