• TOP
  • FOODS
  • オーストラリアワインの底力

オーストラリアワインの底力

素材の美味しさを引き出すペアリングはこれだ!

vegetables
ダーレンベルグ・ハーミット・クラブ・ヴィオニエ・マルサンヌ 2013
d’Arenberg Hermit Crab Viognier Marsanne 2013

1719-1

広大な国土をもちながら、野菜栽培用の農地は少ないオーストラリア。とはいえ、灌漑設備のおかげで野菜を安定的に生産できるようになった。南半球ゆえ、ヴィクトリア州のアスパラガスやブロッコリーが日本の端境期に入ってくる。オーストラリアの新鮮な野菜にはダーレンベルグの「ハーミット・クラブ・ヴィオニエ・マルサンヌ2013」。アプリコットやピーチ、パイナップルなど豊かな果実香をもつこのワイン。ピュアでソフトな味わいが、野菜の旨味を引き出す。

sea food
イエリング・ステーション・ヴィラージュ・シャルドネ 2011
Yering Station Village Chardonnay 2011

1719-2

四方を海に囲まれたオーストラリアは海産物の宝庫。近年はテイク・アウェイの寿司屋も増え、新鮮な魚介類のニーズが高まっている。代表的な魚介類はオイスター、サーモン、バラマンディ。ロブスターなどの甲殻類も豊富に獲れる。そんなオーストラリアの海の幸に、ヤラ・ヴァレーのシャルドネ。イエリング・ステーションの「ヴィラージュ・シャルドネ2011」は、ピュアな酸味とタイトなボディ。アフターのヨード感が潮風香る魚介類にぴったりだ。

beef
ルーウィン・エステート・アートシリーズ・
カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
Leeuwin Estate Art Series Cabernet Sauvignon 2011

1719-4

オーストラリアといえばビーフ。身の硬い牧草牛ばかりと思われていたけれど、最近は穀物牛や、牧草牛でも飼料の改良により身質の柔らかな肉が増えている。ワギュウも有名。シンプルにグリルしたビーフに、マーガレット・リヴァーのカベルネ・ソーヴィニヨンは抜群の相性。ルーウィン・エステートの「アート・シリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン2011」は、洗練された緻密な味わい。ほどよく脂がのり、噛むほどに味が出るオージービーフを、柔らかな果実味とキメ細かなタンニンが包み込む。

lamb
トイスナー・リプキー・シラーズ  2014
Teusner Riebke Shiraz 2013

1719-3

オーストラリアの食肉として、ビーフと並び忘れてはならないのがラム。成長したマトンと違って匂いも控えめ。柔らかく、ジューシーな身質は、一度試せば病みつきに。ラムチョップとバロッサのシラーズは、定番も定番の組み合わせだ。トイスナーの「リプキー・シラーズ2013」は、典型的なバロッサ・シラーズ。ラインナップの末弟にもかかわらず、凝縮感に富みパワフル。ただし、調和のとれた酸のおかげで重々しさはない。アフターの香ばしいロースト香やスパイシーさが、塩コショウだけのラムチョップにばっちり。

この記事を書いた人

WINEWHAT
WINEWHAT
YouTubeInstagramでも、コンテンツ配信中!
フォローをお願いいたします。

Related Posts

PAGE TOP