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フランスでは、ロゼワインがブームなのだという。すでに、白ワインの販売量をロゼが抜いている。世界的にもロゼワインの消費量は、ここ10年以上、年に2〜3%のペースで増えている。ブームというよりは、トレンドというべきかもしれない。

その世界的トレンドのはずのロゼワイン、実は日本でだけは売れていない。消費量は増えているのだが、白ワインを抜く勢いの世界と比べると、そのトレンドの違いは一目瞭然だ。

では、なぜ日本では売れないのか。
消費者にヒアリングすると、ロゼ=甘口という固定観念が一つの壁になっていることが見えてくる。ロゼを初心者向け、女性向けのワインだ思い込んでいる人もいた。確かに、最初のワインブームの頃は、甘口ワインの人気が高く、ロゼも甘口の商品が日本にたくさん入ってきていた。その頃のイメージが根強く残ってしまっているのかもしれない。

甘口のロゼも悪くはないと思うが、ロゼの真骨頂は辛口にある。辛口ロゼは、オールマイティだ。どんな料理とも合わせやすい。シャンパンのように、食前酒や乾杯酒にも使える。

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ていねいな圧縮と低温醸造が、淡い上品なピンク色のロゼを作りあげる

ワインホワット編集部には、ロゼ好きが多い。ロゼの良さを、もっと多くの人にもわかってほしいと常々話している。大抵飲みながら話しているのだが、「そのためには安くてめちゃくちゃ美味しい辛口ロゼが出てくれば、広まるんじゃないか? 日本の食事に辛口ロゼはよく合うし」という結論になることが多かった。その時によく名前が上がったロゼが「ミニュティ」だった。

「シャトー・ミニュティ」は、AOCコート・ド・プロヴァンスにわずか23しかない、クリュ・クラッセに選定されたプロヴァンス・ロゼの名門。繊細で上質な味わいの「ミニュティ」は、多くの日本人のイメージとは、おそらく全く違う辛口ロゼワインだ。香りも味わいも、すっきりしていて、料理との相性もいい。和食や寿司などとも合う。

その「ミニュティ」が、ついに日本で発売されることになった。サッポロビールが、「シャトー・ミニュティ281」、「シャトー・ミニュティ・ロゼ・エ・オール」、「エム・ド・ミニュティ」の3種を扱うことになったのだ。

さっそく、編集部でも試飲。やはりうまい。酸味があってキレがいいのに、奥行きも感じられる。香りも立っている。これが日本で飲めるのは嬉しい。しかも「エム・ド・ミュニティ」は2000円。編集部が待ち望んでいた「安くて美味しい辛口ロゼ」が登場したのである。

日本にもロゼブームが起こるかもしれない。そんな期待をもたせてくれる。ロゼを邪道だと思っているような人にこそ、飲んで欲しいと思う。

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WINE-WHAT!? 編集部
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