わずか50年余りの短い歴史の中で、イタリアの高級スパークリングワインとして確固たる地位を築き上げたフランチャコルタ。その躍進は「フランチャコルタの奇跡」といわれる。ミラノからわずか1時間、至高のワインと美食が待つ土地へ、いざ。

文:佐々木ケイ 撮影:吉澤健太 取材協力:フランチャコルタ協会

はじめに

30代の後継者が加わって発展途上中!

「LA CANTORIE」のカンティーナ、標高350メートルの丘の上に1匹の犬がいた。丘陵地帯だけに畑を持つ、フランチャコルタでは数少ないワイナリーだ。眼下に広がる街並みが美しい。

フランチャコルタ協会会長が語る 

フランチャコルタの魅力

ヴィットリオ・モレッティさん 
フランチャコルタ協会会長 フランチャコルタの全生産地の7%を占める200haの畑を所有し、ミラノのスカラ座のオフィシャルサプライヤーを務めるトップ生産者「ベラヴィスタ」の代表。建築業で財を成し、ワイナリーに展示されたものをはじめとするアートコレクションでも有名。

「現在、協会に所属する生産者は117軒。年間約1750万本のフランチャコルタを製造しています。

今、重要と考えるのは、量より質を追求すること。例えば単一品種で造る個性豊かなものなど、卓越したワインを造ろうという動きが造り手の間でも顕著です。

ワイナリー経営に新たに加わりつつあるのは、30代の後継者たち。フランチャコルタという土地が生むワインが評価されてから故郷に根を下ろすことを決めた世代は、これまで以上に農業に軸足を置く傾向にあります。非常に喜ばしいこと。

ゆえにまだフランチャコルタは、いい意味で発展途上にあると思います」





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WINE-WHAT!? 編集部
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