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北海道仁木町のワイナリー「NIKI Hillsヴィレッジ」に来てください

スパリブの考察 第25回 南極点・北極点にクロスカントリースキーで到達した「アニマル石川」こと広告会社社長の石川和則さん

南極点・北極点にクロスカントリースキーで到達し、65歳でデナリ(マッキンリー)登頂にも成功した冒険家の「アニマル石川」こと石川和則さんは、売上100億円の広告代理店の社長でもあり、地方創生の一助にと2014年から北海道仁木町でワイナリーづくりに取り組む社会活動家でもある。そして、スパリブの常用者でもあるのです。

冷静な判断を下すビジネス、プライベートは冒険家、

それを支える強靱な肉体。そして、その秘訣は……?

石川和則 DACグループ代表
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犬房春彦 岐阜大学生ライフサイエンスリサーチセンター抗酸化研究部門特任教授

素晴らしい参謀

早速ですが、石川さん、なぜワイナリー事業を始められたのか教えてください。

石川 当初私は北海道でDACグループの社員研修所建設候補地を探しに北海道を訪れていました。そのときに仁木町長の佐藤聖一郎さんに出逢いまして、お話を聞くことが出来たのです。仁木町はリンゴの生産では長い歴史を持ち、道内有数の果物の産地ですが、農家の後継者不足が課題となっています。過疎化が進む仁木町を元気にしたいという佐藤さんの熱意に共感し、ワイナリー建設を決めました。

石川和則(いしかわ・かずのり) DACグループ代表

社員研修所は維持費がかかりますが、ワイナリーを併設することでそれを賄えますし、新しい農業や雇用の創出も期待できます。DACグループが培ってきた観光事業やインバウンド事業のノウハウを駆使して観光に来て下さる方を増やせば地方創生や新しい町作りにも貢献できると考えたのです。

素晴らしいです。ブドウ栽培とワイン造りはどうしているんですか?

石川 実は仁木町のワイン用ブドウは1980年代から試験的に栽培されていて、すでに素晴らしい土壌であることが証明されています。2016年に初めて苗植えをしたのですが、そのブドウを使ったワインを今秋初めて醸造するので楽しみですね。今は契約農家から譲り受けたブドウでワインを造っていますが、ケルナーという品種のフラッグシップワインHATSUYUKIは、2015年に醸造したものが日本ワインコンクールにて銀賞、2016年に醸造したものが香港のワインコンクールにて日本ワインで唯一金賞を受けました。今年はニューヨークのワインコンクールにも出品する予定です。

素晴らしいですね。どこでワインを勉強されたのですか?

石川 素人がワインを造っても成功はしません。私には熱田貴(日本ソムリエ協会元会長)さんという素晴らしい参謀がいまして、すべて熱田さんの指導のおかげです。熱田さんにお手伝いしてもらったからワインそのものの知識もつき、ワイン造りも順調に進められています。醸造は外資系製薬会社を辞めて参加した麿直之君が担当しています。

犬房春彦(いぬふさ・はるひこ) 岐阜大学生ライフサイエンスリサーチセンター抗酸化研究部門特任教授

犬房 石川代表を私にご紹介いただいたのも熱田さんです。惜しまれつつ昨年閉店した熱田さんのレストランには石川代表の南極での写真が飾ってありましたね。南極・北極のお話もしていただけますか?

石川 南極点と北極点には、どちらも1カ月ほどかけてクロスカントリースキーで到達しました。

犬房 とても困難で危険な冒険ですよね。

冒険できない社長にはお金は貸せない

石川 冒険にも参謀がいまして、犬ゾリによる世界初の南極横断を果たした舟津圭三さんです。日本では冒険家に対する評価が高くないのが残念ですが、舟津さんと一緒に犬ゾリ南極横断した、ほかの5カ国の冒険家は国の大臣に迎え入れられた人もいたほどなのです。そんな偉業を成し遂げた冒険家です。数カ月のかなり厳しいトレーニングを積み、時には十数キロ体重が減って帰るほどの大冒険でも、舟津さんが同行してくださったので心強かったです。

命がけですね。

石川 そうですね。20年ぐらい前は銀行から「冒険する社長の会社にはお金を貸せません」と言われていましたから。最近は「元気に帰ってきて下さい。冒険できない社長の会社にはお金貸せませんから」に変わりましたね(笑)。デナリから下山するのに1カ月ぐらいかかったのですが、ガイドを務めてくれ、当時アラスカに住んでいた舟津さんに毎日「日本に帰ってきてワイナリーを手伝ってください」と呪文のように語りかけたのですよ。その甲斐あって、舟津さんが57歳の時に北海道に移住して頂き、NIKI Hillsヴィレッジの総支配人を引き受けて頂きました。森林の管理には作家のC.W.ニコルさんにアドバイザーをお願いしています。

ワイナリーにかかわっているひとたちが、素晴らしいかたがたですね。

石川 本当にありがたいです。そういえば、犬房先生の開発されたスパリブは熱田さんから7年ぐらい前に紹介されました。僕は薬もサプリメントも飲まないのだけど、熱田さんに「スパリブは食品だから大丈夫。騙されたと思って飲んでみて」といわれたのが最初ですね。

犬房 確かにサプリメントでも取り過ぎると健康を損ねる可能性があります。しかし、スパリブはもともとわれわれの体が必要としているビタミン、アミノ酸、CoQ10だけで構成されているので副作用はありません。ちゃんと安全性試験も行っていますよ。

石川 今ではお酒を飲むときには常にスパリブを使っています。2カ月ぐらい海外にいると20回以上はパーティーがあるので、かなりの数のスパリブを持って行くのです。今や常用者で、たいへんお世話になっています。

犬房 ご愛用いただき、ありがとうございます。欧米の方はアルコールが強いかたばかりなので、海外のパーティーではついつい飲み過ぎますから。

石川 犬房先生もワインが大好きだそうですね。ぜひともNIKI Hillsヴィレッジに遊びに来てください。7月7日のグランドオープンには熱田さんの銅像もできあがる予定です。熱田さんの名著の題名『真実はワインの中に』というレリーフも刻みます。

犬房 それは楽しみですね。ぜひ見学させていただいて、賞を取られたワインを賞味に参ります。

石川 お越しをお待ちしています。

約83,000坪の広大な敷地の特性を活かしたワインバレー、NIKI Hillsヴィレッジ。ブドウ畑が前面に広がり、宿泊施設、レストランも併設した巨大なワイナリーは7月7日にグランドオープンを迎える。

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