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「自閉症のアート」x 「ガストロノミー」プロジェクト

ドミニク・ブシェがクラウドファンディングを仕掛ける

フランス料理界の巨匠 ドミニク・ブシェが9月16日(木)にクラウドファンディングを立ち上げた。目的は自閉症の子どもたちの輝く個性と創造力を応援するため。

若いシェフたちの協力も得て、食材をピュレに変え料理を描くドミニク・ブシェ シェフ

アートとプロの仕事をクロスさせる

「レストランは美味しいものを味わうだけの場所ではない」

数々のグランメゾンで総料理長をつとめ、いまも自らの名を冠するレストランをもつドミニク・ブシェ シェフは、2019年からいまも続く厳しい飲食店をめぐる状況のなかで、それでも、レストランに足を運んでくれるお客さんたちと触れ合うことで、そう気づいたという。

そこで今回、ドミニクシェフは、2018年に始めた「自閉症の子どもたちの未来をアートの力で輝かせる」プロジェクトから生まれた、子どもたちのアート、その家族へのインタビュー、そして、アートからインスパイアされた料理のレシピをまとめた、「レシピ付きのブックレット」をつくることにした。

このブックレットは、クラウドファンディングによって作成される。

クラウドファンディングのリターンには、このブックレットのほか、ドミニクシェフが料理魂を揺さぶられたという、子どもたちの作品からインスパイアされた料理を実際に楽しめる特別コースがついたものもある。

左が子どもの作品。右がドミニク シェフの作品

1952年生まれ。現在、69歳。若いシェフに囲まれて彼らとともに創造的な料理を生み出し、子どもたちの作品に感動し、自閉症の子どもたちが大人になったときに、彼らを「自分たちと違うからと目を逸らすのではなく、同じ社会に生きる一人の仲間として見て欲しい」と夢を語るドミニク・ブシェ シェフ。引退とはまだまだ無縁なようだ。

こんな時代だからこそ、フランス料理の巨匠が描く「レストランにできること」。そのポジティブなエネルギーを分けてもらうのはどうだろう?

自閉症の子ども達のアートとの融合で新しい発想の料理を!ドミニクシェフの新しい挑戦
期間:9月16日(木)から
URL:camp-fire.jp/projects/474437/preview?token=3rx50fd4

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