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神楽坂のビストロ×バルトン&ゲスティエ社

若い世代に飲んで欲しいボルドー。だから、こんな料理と合わせてみました

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「いまさら、ボルドーなんて!」。

もしそう思っているなら、もったいない! 優れたテロワールは言わずもがな。カジュアルに味わえる幅広いレンジと安定したクオリティが今、世界的に注目されている。そんな最旬の実力を味わうなら、「ボルドーを旅するように味わう」をコンセプトとしたバルトン&ゲスティエ社のラインナップがイチオシ。今年2月オープンした、旬の魚料理が味わえるビストロが、ベストマッチな料理を提案してくれた。

ボルドー ブランの艶やかさを和の旨味と重ねる

ソーヴィニヨン・ブランのワインがシーフードに合うのはもはや常識。しかし、ボルドー白ワインの実力は、セミヨンのふくよかさとコクが加わった、艶っぽい味わいではないだろうか。小田原漁港直送の素材を看板とするBistro魚バカ一代だから、新鮮な魚介料理はお手のモノ。緻密な舌触りの肉質とほのかな甘み持つ鯛を主役に据えたカルパッチョを用意してくれた。さらに、刻んだ塩昆布で磯っぽさと濃縮感のある旨み、菜の花で春の香りと心地よい苦味を重ねる。早速フレッシュ感とキレの良さ、ふくよさを併せ持つバルトン&ゲスティエ ボルドー ブランを一口。そこにはシーフード=さっぱり白ワインというセオリーから一歩先に進んだ、新たな“出会いもの”の可能性が見えるはずだ。


小田原漁港直送 umamiカルパッチョ
バルトン&ゲスティエ ボルドー ブラン 2014

小田原漁港直送 umamiカルパッチョ
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バルトン&ゲスティエ ボルドー ブラン 2014

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ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンの調和が生む艶っぽさこそ、ボルドー・ブランの魅力。
鯛の上品で繊細な風味とともに。

しなやかな味わいだから魚介とのバランスも抜群

飲み口は軽やかながら、たっぷりとした果実の旨みに透明感のある酸を持つ、バルトン&ゲスティエ ボルドー ルージュ。味わいに柔軟性があるので、肉料理だけでなく魚介料理とのマッチングも自由自在な点がうれしい。今回シェフが合わせてくれたのは、新鮮な帆立や車海老、アサリを贅沢に使用し、もはやタパスではなく、メイン級の深い旨味と存在感のあるボリュームたっぷりのアヒージョ。互いの距離をより近づけるために、アクセントにパプリカを利かせているのがポイント。魚介の複雑な風味に、パプリカのマイルドなスパイス感。さらに、香り高い根三つ葉のすがすがしさがいっそうの奥行きを与え、日本で味わうからこそのボルドー×ビストロ料理のマリアージュが完成する。


函館ホタテと春浅蜊のパプリカアヒージョ~根三ツ葉を添えて~
バルトン&ゲスティエ ボルドー ルージュ 2014

函館ホタテと春浅蜊のパプリカアヒージョ~根三ツ葉を添えて~
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バルトン&ゲスティエ ボルドー ルージュ 2014

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赤ワイン=肉料理という固定概念は不要!
透明感としなやかさを持つボルドー ルージュなら、こんな繊細マリアージュもOK。

マルゴーの気品と風格が多彩なスパイス感を受け止める

優美かつ重厚。飲み手を引きずり込むような奥深い色香を湛えたボルドーの女王といえば、古今の愛好家が心酔する、マルゴーのワインだ。バルトン&ゲスティエ マルゴーは、ヴィンテージ2012年ながら、すでに力強さだけでなく熟成による円熟期の醍醐味が味わえる。この贅沢な1本には、しっかりした個性を持つ肉料理が必須。シェフは、柔らかくローストした仔羊肉にガラムマサラとバターで作るソースをプラスした、オリエンタルで香りに重層感のある一皿を提案してくれた。ワインと羊肉、ソースが口中で一体となった華やかでセンシュアルな広がり。それぞれの美味しさとボルドーの底力はもちろん、マリアージュとは何かを教えてくれる、貴重な体験になること間違いなしだ。


仔羊のロースト~ガラムマサラ風味の男爵芋と~
バルトン&ゲスティエ マルゴー 2012

仔羊のロースト~ガラムマサラ風味の男爵芋と~
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バルトン&ゲスティエ マルゴー 2012

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赤ワイン=肉料理という固定概念は不要!
透明感としなやかさを持つボルドー ルージュなら、こんな繊細マリアージュもOK。

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