オーストラリアにあたらしい和食の流れを吹き込む料理店 『TOKYO LAUNDRY SYDNEY』が誕生した。

4月27日にはローンチパーティーを開催

オーストラリアの食材とテイストを日本の調理技術で

オーストラリア、シドニー。そういわれて、なにをおもいうかべるだろう?

青い空と海と、海にせまって林立するビル郡のイメージだとしたら、そのなかにはきっと「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」があるとおもう。そのオペラハウスとハーバーブリッジのあいだに広がるシドニー・コーブ沿いの一帯を、サーキュラー・キー(Circular Quay)とよぶ。

オーストラリア最大の人口を有し、南半球を代表する世界都市であり、かつ南半球の金融の中心地であるシドニーの、その金融機関があつまるエリア、サーキュラー・キー。そこで、ひときわ目立つビル、ゲートウェイ ビルディングに3月にオープンすると、ビジネスマンたちのランチの、そして夜はコーポレートパーティーの場として注目をあつめているレストランがある。

その名を『TOKYO LAUNDRY SYDNEY(東京ランドリー)』。オーストラリアではいまだめずらしい、日本人の経営する、日本料理をベースとした店だ。

東京ランドリーといっても、クリーニング屋さんでも洋服屋さんでもない。クリーニング屋さんだった場所ではじまったレストランでもない。

東京ランドリーの名前は、ランドリーのなかに存在する洗濯機の、そのなかに発生するスパイラル、つまり渦からきているのだという。

この渦に、店のコンセプトがこめられていて、巻き込んで中心にひきこむ渦と、回転にのせて拡散する逆回転の渦、その双方の渦で、色々な国の食文化をあわせてなにかをつくりあげ、そのできたものを広げていく、そんな店になろうと、渦を巻き起こすモノ、コト、そしてサウンドを求めて東京ランドリーは誕生した。

ゆえに、東京ランドリーはオーセンティックに和食を追求するようなレストランではない。シェフ、四方田雅彦氏は、日本人にして、フレンチの達人。「レストラン アルバス」の総料理長時代には、同店が「ミシュラン ガイド東京 2008」で一つ星を獲得している。調理するのはオーストラリアの食材。和食の食材が潤沢にそろうわけではないオーストラリアだからこそ、食材の個性を探りながら組みあわせ、つくる料理には、あたらしい驚きがある。これが、東京ランドリーの渦だ。

一番人気はTokyo Laundry Sushi Roll、イチオシはTokyo Lobster Dog

Fresh sushi rolls

Tokyo Lobster Bun

そして、オーストリアワインを楽しめるのも、東京ランドリーの魅力。もちろん、お隣にはニュージーランドというワインの名産地があるわけだけれど、オーストラリアの食材をつかった料理であれば、オーストラリアワインをあわせたい。最近やり手のビジネスパーソンの間では和食にキリッとしたピノ・グリがもてはやされているとか。もちろん、和牛のタタキや焼き鳥ならばヴィクトリア州のピノ・ノワールもいい。ちなみにワインや料理の質問や相談に関して、東京ランドリーには日本語のわかるスタッフがいるのも、日本人には嬉しいところ。

レストランにいく理由はなんだろう? おなかがすいたから。それはもちろんそうだけれど、そこですごしたい時間があるからではないだろうか。

シドニーを訪れた際には、東京ランドリーでちょっと長居して、オーストラリアの日本料理とオーストラリアのいまを、体験してみてはいかがだろう。


TOKYO LAUNDRY

住所|Level 1 03/04, The Gateway Plaza, 1 Macquarie Place, Sydney, 2000
電話|+61 (0)2 9251 3323
営業時間|11:30 – 15:00、17:30 – 23:00
URL|https://www.tokyolaundry.com.au/
Facebook|https://www.facebook.com/TokyoLaundrySydney/

この記事を書いた人

WINE-WHAT!? 編集部
WINE-WHAT!? 編集部
9月号(通巻18号)では、白ワインに注目! そもそも白ワインって? 三大品種シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングの基礎から、いまどき大討論会、石田博ソムリエによるペアリング提案まで、この夏、飲みたい白ワインを総ざらい。
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