資生堂パーラー運営のイタリアンレストラン「ファロ資生堂」が11月13日(月)から12月16日(土)の期間限定で「白トリュフコース」を用意。もしかして、もう体験された方はいらっしゃるでしょうか。

マツタケよりも、ゴールドよりも!

さる11月14日(火)、イタリア北西部ピエモンテ地方のアルバで12日(日)、毎年恒例の白トリュフの競売が開催され、重さ850グラムの形の良いトリュフが香港から7万5000ユーロ(約990万円)で落札された、というロイター電のニュースがネット上に流れた。

毎年、日本の新春を賑わす東京築地市場での初競りの過去最高値記録は、2013年の大間産のマグロで、1匹ドカーンと1億5540万円! ただし、これは重さが222kgあったから、1kg70万円にすぎない。12日に香港から白トリュフを競り落とした人は、1kgあたり約8万8000ユーロ(約1165万円)で買ったことになるから、この勝負、白トリュフに軍配があがる。

もしも、この白トリュフが222kgあったなら(もちろん、ないけど)、222倍なので、258億円とかいうことになる。金は1kgあたり500万円ぐらいだから、軽くその2倍以上。ゴールドよりも高いキノコ。ま、ご祝儀相場というか、慈善事業相場とはいえ。

白トリュフは、気候変動やワイン用ブドウへの栽培地転用などで生産が減少。このため価格が上昇し、今年アルバの競売では過去最高の1kg当たり平均6000ユーロを付けたという。ご祝儀相場でなくても、まぼろしの食材だから1kgあたり約79万2000円という高値をつけるわけである。国産マツタケの10倍もする。同じキノコなのに(正確には違うみたいですけど)、気持ちがいいですね、これぐらい高いと。

白トリュフが希少なのは、年中採れる黒トリュフと違って、期間限定、毎年9月中旬から12月中旬までしか採れないということもある。それゆえ、黒トリュフの3倍以上の高値がつく、とネットに出てくる。もちろん人工栽培はできない。

媚薬ともいわれる、この天然記念物的高級食材をふんだんに使ったコース料理を、2017年11月13日(月)から12月16日(土)まで提供するというのだから、ファロ資生堂はエライです。

「選りすぐられたイタリア産白トリュフの香りをより引き立たせるよう、相性のよい食材を駆使し、伝統的なイタリアンのコースを仕立てました。この時期ならではのスペシャルなひと時をお過ごしください」とプレスリリースにあります。過ごしてみたいですね〜〜。



コースは次のようになっています。以下、リリースのコピペです。

Festa del Tartufo bianco 2017

1万9500円(税込・別途サービス料10%)
トピナンブール(菊芋)やユリ根、お米など、白トリュフと相性のよい素材を厳選し、コースに仕立てました。卵黄だけで練る自家製パスタを使ったピエモンテ伝統の白トリュフ料理“タヤリン”など、王道の白トリュフコースをお楽しみください。

・3種のアミューズ
・衣をまとった卵 チーズソース 白トリュフの香り 
・トピナンブールのヴルーテ 鱈の白子のソテー添え 白トリュフ風味
・ピエモンテ州伝統のパスタ“タヤリン” 百合根とバターソース 白トリュフをふんだんにかけて
・白トリュフで覆われたリゾット
・メインディッシュはお好みのものをどうぞ
・ワゴンからお好きなだけ
・コーヒー
※食材の入荷状況により、メニュー内容および提供期間が変更になる場合があります。
●シェフソムリエ本多による、お料理に合わせた「ワインコース(食前酒を除く5種)」13,000円(税込・別途サービス料10%)もご用意しております。



ファロ資生堂
イタリア語で「灯台」という意味を持つ、資生堂パーラー運営のイタリアンレストラン。「ミシュランガイド東京」において9年連続で星を獲得。コースの締めくくりは、「イタリアの『ティラミス』や『パンナコッタ』、フランスの『サヴァラン』など両国の代表的なデザートをワゴンサービスで。ワインのセレクションも良く、サービス陣の接客にも好感が持てる」と同書もいい感じで賞賛している。

住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル10階
電話:03-3572-3911
営業時間:ランチ 11:30〜15:30(L.O.14:30)/ディナー 17:30〜23:00(L.O.21:30)
定休日:日曜日(月曜祝日の場合は営業) 祝日不定休 ※11月23日勤労感謝の日は休業
URL:faro.shiseido.co.jp

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WINE-WHAT!? 編集部
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