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グラナ・パダーノ&パルマは最強のツマミにして天然の旨味調味料

冷蔵庫にストック必須!

農業部門の競争力を強化するため、EUが原産地名称保護(PDO)の認証を受けた農産物のプロモーションを2017年から20年までの3年間、日本と中国で実施する。
こちらは、「ヨーロッパから届くしあわせ」と題された、イタリアのチーズとハムのキャンペーン開始を告げる発表会からの報告です。

ヨーロッパから届くしあわせ

塊を口に放り込むと、グラナ(粒)との名前の通り、旨みの粒がジャリっとくるグラナ・パダーノ。長期熟成で塩気が丸くなり、甘くみずみずしいテクスチャーが特徴的なパルマハム。両者ともそのまま食卓に並べるだけで贅沢なツマミになるわけだが、料理に加えると、これまた旨みたっぷりの調味料的存在にもなる。

2017年9月26日に行われた「『ヨーロッパから届くしあわせ』キャンペーン発表会」では、会場となった「リストランテASO」の料理長、高階琢さんがグラナ・パダーノとパルマハムをふんだんに使った料理を披露した。

(左の料理から)「グラナ・パダーノを使ったリゾット パルマハムチップスのトッピング」。ハムはカリカリになるまで乾燥させて使用。
グラナ・パダーノのエスプーマとパルマハム」。塩気の強すぎないチーズでエスプーマを作り、あとからハムの塩気でバランスをとる。
ロメインレタスとパルマハムのサラダ&ルガナ・パダーノのシーザースサラダ」。サラダ自体はシンプル、ドレッシングにグラナ・パダーノをたっぷり。

2017年4月より「リストランテASO」料理長に就任した高階琢さん。

24カ月熟成の最高級グラナ・パダーノを前にした高階さん、味わいの完成度がすでに高く「あまり料理したくない(笑)」と、一般の方向けにはブロックを崩してそのまま食べる方法をお勧めしつつ、料理に使うなら「素材の良さを伝えるため、手を加え過ぎないこと」とアドバイス。

ロゼワインと相性が良く「ふくよかな味!」と高階さんが称賛するパルマハムも、ドライトマトといちじくと一緒にのせたフォカッチャ、サルティンボッカ、フルーツ添えなどなど自在なアレンジが提案された。

GRANA PADANO
12世紀からの伝統的なレシピを踏襲するグラナ・パダーノの特長は、繊細にして豊潤な味わい、そして圧倒的な高品質にも関わらず手に入りやすい価格であること。料理に使いやすい「熟成9~16カ月」、ナッツの香る「熟成16カ月以上」、凝縮度が高まりグラナ(粒)の特徴が顕著な「熟成20カ月以上」、と熟成によって3カテゴリに分類される。

PARMA
厳選された豚モモ肉に加えられるのは、塩、人の労力、清澄な空気のみ。着色料や保存料といった化学的な添加物の使用は法律で一切禁じられているのがパルマの生ハムだ。最短400日、長ければ30カ月もの期間を熟成に費やすことで、甘ささえ感じるやわらかい味わいに昇華。100gあたりの水分含有量が平均50.3gとみずみずしく、舌触りもしっとり。

キャンペーン・アンバサダー

また同イベント会場では、グラナ・パダーノとパルマハムの魅力を日本へ伝えるキャンペーン・アンバサダーのお披露目も。任命されたのは、ラグジュアリーなライフスタイル全般をテーマに執筆活動を行う中村孝則さんだ。

グラナ・パダーノチーズ保護協会のファウスト・トゥルカートさんと、パルマハム協会のキアラ・イアスオロさんから中村孝則さんへ任命書が手渡された。

「日本ではあまり知られていないけれど、イタリアではポピュラーなチーズとハム。私はいつも、テラスで育てたバジルからジェノヴェーゼ・ソースを作っておき、それを白ご飯にのせた『自家製バジル丼』を事務所スタッフに振る舞います。

ソースにグラナ・パダーノを混ぜ、上にパルマをのせると、さらにバジル丼がおいしくなりますよ」

テラスで育てたバジル。

中村さん作バジル丼。これが事務所スタッフ用のまかないなんて、オシャレ過ぎ!

イタリアではホームパーティの定番である本格派のチーズとハム、年末年始の冷蔵庫に常備しておくと、何かと重宝するはずだ。

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