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寿司 とワインのマリアージュ徹底検証ー冬の陣ー(ウの巻)

続々・ニッポンのエンタメ伝統料理はキリストの血を受け入れられるか?

検証を終え、みなさま、いかがでしたか?

柳 忠之
かつお、中トロなど、どう考えても赤ワインと思われたネタが白ワインと出合って驚きの風味を醸したり、前回「お好み焼」特集に引き続き、意外性の連続。マリアージュと呼ぶからには、単に「合う」ではなく、相乗効果の有無を検証するために厳しくジャッジしましたが、調理法がシンプルな寿司だけに、その結果がより浮き彫りになったと思います。

太田賢一
前回に続いて2度目のテイスター任命、さらに海鮮命の道産子ゆえに外す訳に行かないと気合を入れて参戦しました。提案したワインが高く評価されて一安心。数の子など、マリアージュ論的に難易度が高いとされるネタもあえて取り上げて、なぜ合わないのか、どうしたら合うのか、さらにその原理は、などを掘り下げられたことも意義深かったと思います。

松木リエ
法則だと思っていた「赤身には赤ワイン」が、思い込みであったことに気づかされました。シュールリーの甲州が、寿司全般との相性の良さを発揮した点、予測はしていましたが、その実力を再確認できました。取材当日が誕生日で「お寿司♡」とテンションマックスで挑んだものの、体当たり検証ってここまで文字通り「体当たり」な真剣勝負だったとは(笑)。

富田葉子
まずは各テイスター陣が厳選したワインのセレクトの面白さ、さらに深い読みと緻密なアプローチに感動! スティルやスパークリングワインと日本料理のマリアージュは定着しつつありますが、私が情熱を注ぐ「シェリー」が魚介に強いということを実証できたのも大きな収穫です。ワインと言っても、酒精強化もあり。読者のみなさま、ぜひお試しあれ!

鈴木文彦
白身や牡蠣=シャブリが王道かと思いきや、車エビや中トロと合わせることで、ネタの旨みを反芻させるマリアージュが完成! ワインの風味でさっぱりさせて事をつまらなくするより、個性(あるいはクセ)を強調するダイナミズムを体感できました。何でもすっきりに着地点を求める「ビール文化」の名残と決別すれば、新たな世界が広がること保証!

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