モスコミュールは甘ったるくて嫌いだ。なんて思っている人がいたら、バー ヒグチのモスコミュールを、ぜひ飲んでみて欲しい。

居酒屋などで出てくるモスコミュールは、甘いジンジャエールを使うから、そんなイメージがついてしまったのだろう。本来のレシピはジンジャエールでなく、ジンジャービアを使うことになってるから、モスコミュールは甘くない。

バーヒグチのモスコミュールは、ジンジャービアは使わないけど、生姜をつけこんだ自家製ジンジャーウォッカと、ドライジンジャーエールでつくる。だから、ピリッと辛口で、すっきり呑める。初めて飲んだ時は、そのうまさに驚いた。ピリリと来る生姜の刺激がクセになる。

うまさの秘密は、やっぱりジンジャーウォッカだ。長崎産の、びっくりするぐらい大粒の生姜をたっぷり使う。ウォッカにその生姜を丸ごと2か月浸け込んだ後、一度引き出し、カットして、さらに2か月浸ける。美味しいモスコミュールを作るためだけに、試行錯誤して完成させたレシピだ。

生姜のうまみと、マスターの手間と愛情が、このジンジャーウォッカにはたっぷりと、注ぎ込まれている。だからこそ、うまい。だからこそ、究極なのだ。 究極のモスコミュール、博多まで行く価値はあると思うぞ。俺は。

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銅製のマグで作るのが、モスコミュールの正式なスタイル。確かに飲み比べると、グラスで飲むよりも銅製マグの方が味がまろやかになるから不思議だ。

BAR HIGUCHI(バー ヒグチ)
福岡県福岡市博多区中洲3-4-6 多門ビル’83 1F
tel.092-271-6070

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hideppo
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呑んべえで食いしん坊のおやじライターhideppoです。毎日、飲み歩いているお気に入りの店や、出張先や旅行先で見つけたおいしい店を、紹介していきます。ライターとして、あえて写真を撮らず、文章だけでおいしさや魅力をお伝えできる力をつけたいとチャレンジしています。自分の舌で納得した、安くてうまい店を中心に紹介します。でも、たいてい呑みながら書いているので、酔い加減によっては、同じことを繰り返したり、つじつまがあわなかったりもしますが、あしからず。