てんとう虫の石川進之介が、美味しい食材との出会いと料理を紹介する連載企画。第3回目は、ラオスと昆虫食!

食の未来は虫にあり!?

2017年にラオスへ飛んだ。

お腹いっぱい様々な昆虫を食べて、飲んで味わってきた(汗)さすがはてんとう虫の僕(笑)ただ元シェフとしては昆虫の味を表現するのが一番難しかった。

おみやげに、サソリやムカデが入った現地の焼酎漬け(らおらお)のボトルを買って東京神田でラオス会を開催した。

 イベントの参加者へ、ラオスについての様々なクイズを用意した。不正解者は罰ゲームでサソリ酒を飲まされるというサプライズ付きだったけど、物珍しさから逆に飲みたがるちょっとMっ気が強い人が多かったような印象だった。「飲ませて!飲ませて〜!!」って。

ラオスの朝の市場ではスズメ蜂の巣が売られていた。



ゾウムシの養殖にも力を入れているそうだ。

現首相の娘さんが運営しているレストランでは、イモムシのフリットも頂いた。味は海老煎餅のようで現地のビールにピッタリ合うのだ。目隠しして食べたら〝エビせん〞で口内は平和な感じだと思う。



旅するシェフをしていた僕。ラオスを訪れたのは2年前、ラオスと日本を直行便で結ぶ航空会社の代表をサポートするご縁があった。それがきっかけだった。代々木公園で毎年開催されているラオスフェスティバルも教えてもらった。

そして、美しく多くの自然が残るラオスには、東南アジアの大陸国なのに海塩があるだとか、上質な備長炭がある、泡盛や焼酎のルーツがある!? 広島県から移住してラオスで高級なラム酒造りに励んでいるおじさまがいる!と、何やら様々な食の魅力がある国だということを次々に知った。もう、ラオスまで確かめに行きたくてしょうがなくなった。日本国内でラオスを体感できるイベント、ラオスフェスティバルには、迷いなく足を運んだことはいうまでもない。

そのラオスフェスティバル会場のブースでラオスビールを元気よく売っているにーちゃんに声をかけたことから、僕のラオス行きは動き始める。このにーちゃんが、同郷の板橋区出身と分かり、すぐに仲良く盛り上がってしまい、彼のお父さんがラオス人で日本に最初にナンプラー等のアジアの調味料を輸入した会社にいるということを知った。

 

その人脈と、さらに、在ラオス日本国大使館のサポートもあって、僕はラオスに行くつてを得たばかりか、現地でのラジオ番組に出演する、というおまけまでついてきた。

そのにーちゃんとは未だにお付き合いも濃くさせてもらっている。なにせ、ラオスでは、2人でボロボロ凸凹道を原付で走り、5分前ギリギリスタジオ入り、火汗をかいた思い出もあるのだから。(彼は日本とラオスの架け橋になろうと尽力している。僕もラオス応援団だ)

日本では、彼のお兄さんの力もおかりして、麻布にある駐日ラオス大使館にて全権大使ご夫妻他、ラオス人職員に僕を引き合わせてくれた。僕は買い物袋から白ネギが飛 び出たまま大使館に侵入し、日本とラオスの食材と調味料をフル活用して焼き鳥を作り、振舞うことができた。お礼にということで僕自身の活動事例とプロフィールをラオス語にも翻訳して下さった。これが、僕のラオス滞在をより充実したものにしてくれた。

ラオス=昆虫ばかりを食べている国ではない。ラープ(幸福)というハーブ&スパイシー風味に炒められた肉や魚料理もあるし、フランス植民地時代の名残からか、フランスパンが至る所で売られている。炭火で焼かれたそのフランスパンは表面パリッパリ、中ふわさらで、お肉とハーブ、チリソースを挟むカオチーパテ(ベトナムだとバインミー)というサンドイッチには、心を奪われた。



主食はカオニャオといってもち米。その中でも紫色の米が僕のお気に入りだ。

もち米は竹の籠に入れられ、ローカルは手づかみで食べている。日本のお米より粘性がないため、手にもあまりくっつかずあっさりと食べやすい。またお米のヌードル(フー)も毎日食べても飽きない。暑いお国柄、ハーブがたっぷりと入りさっぱりと食べられる多くのヌードルメニューはありがたい。

ラオスのローカルフードはこれくらいにして、また昆虫食の話に戻りたい。

世界の動きとして……以前ドバイに向かう機内で、昆虫食の未来についてのドキュメンタリー番組が流れていた。長野県あたりで食べるイナゴや蜂の子の佃煮をご存知の方もいると思う。

昆虫は人間にとって、貴重なタンパク源の1つで、今後、地球上の人口が増えていくことを考えると、肉や魚では、供給が足りなくなる可能性がある。昆虫食は、その問題を救える可能性がある。アメリカではすでにバグズ(昆虫)を活用したおしゃれなデザインパッケージが施された加工食品が展開されている。メインは養殖コオロギかな。北欧では気候風土的に柑橘類がとれないことから、蟻が貴重な酸味であるとしている。デンマークの有名なレストラン「ノーマ」ではエビのカルパッチョに添えるレモンの代わりに蟻を散らしていた。

昆虫にマッチするワインを今のうちに探っておくことも良いかもしれない。

昆虫を上手く(旨く)取り扱えるグルマンが食卓の話題をさらうと僕は思う。ラオスを再訪した2019年5月。この旅であらためて実感したのは、この地に未来を知る食のヒントがたくさんあるということだ。

日本に帰る機内にて


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この記事を書いた人

石川進之介
石川進之介
元旅するシェフとして日本全国・世界37カ国で出張料理人として活動した。メディア出演著書多数。商品開発ほか、レストランのアドバイザー、スタッフのマインド&スキルアップの講師なども務めている。
Instagram#てんとう虫のしんちゃん