スパークリングワインを身体が欲する夏を過ぎ、徐々に季節はワインの赤い色味が似合う秋へと。食欲の季節、芋栗南瓜もいいけれど…やっぱりきのこかな。

食欲の秋は、料理もしたくなる季節。レシピ本片手にコトコト煮込み料理なんて、絵に描いたような「素敵女子」を装いながら、実際には見られたらちょっと引かれそうな「独りおうち実験」をして、ほくそ笑んでいる。

きのこといえば、ワイン好きならばポルチーニ茸やトリュフのような、海外の香り高い高級きのこが好きな方も多いはず。しかしながら、忘れてはいけないアジアのきのこ達。特に椎茸やしめじは日本人なら身近な食材。レシピ本や料理ブログを見ると「ポルチーニの代わりは椎茸を」なんて文言も見るのだが、実際どれほど違うのか。食欲はすでに秋の、残暑厳しいキッチンで実験、実験。

男性的きのこ? 女性的きのこ?

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干し椎茸と、乾燥ポルチーニ茸を水で戻し香りの違いを取る。比べると分かることは、椎茸は爽やかな「酸」を感じることだ。そして嗅ぎなれた椎茸は表現が難しい。本当に、日本人は嗅ぎ慣れ過ぎている日常を言葉で表すことの難しさを感じる。

乾燥ポルチーニ。干し椎茸には無い、土の香りやコーヒー豆や黒豆の果皮をカリっとした時のような香ばしさまである。熟成ワインのようだ、本当に。ワインの話、ではないが「男性的なきのこ」と「女性的なきのこ」という印象だ。野生的、そして土の香る力強いポルチーニ、柔らかで丸みのある椎茸。

米と一緒に炊くと、味わいは椎茸に軍配が上がる。香るきのこと、口に含むと深みと旨味が広がる肉厚な椎茸。アジアのきのこ、良いなぁ。椎茸やまいたけ、しめじ。最近は香りが強い平茸もよく出回っている。ヘルシーで価格もお安め。秋はやっぱり、きのこだなぁ。

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今回はきのこを使った簡単おつまみをご紹介。とっても親しみやすい「ぶなしめじ」。レンジ加熱できのこをしんなりさせて、アンチョビと和えたら1品完成。軽やかな赤ワインと一緒にいかがでしょうか。包丁もほとんど使わないので、男性にもオススメですよ。

【Recipes】しめじとアンチョビのマリネ

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【材料4人分】
ぶなしめじ     2パック
アンチョビ     30g(約10枚)
A オリーブオイル 15ml
A バルサミコ酢  20ml
A 黒こしょう   少々
A エルブ・ド・プロヴァンス 小さじ1/3
ミニトマト     4個

【作り方】
1 しめじは石突を切り、手でほぐしながら大きめの耐熱ボールに入れる。フワッとラップをしレンジで3分加熱(600W) 一度かきまぜ、さらに1分30秒加熱する。
2 アンチョビは粗くほぐしておく。アンチョビとAを加えて和えて20分ほど置く。
3 時間があれば冷やし、4等分したフレッシュトマトを添えてできあがり。

≪ポイント≫
エルブ・ド・プロヴァンスが無い場合は、お手持ちの乾燥ハーブを合わせて。

レシピ掲載元:http://ameblo.jp/norikostyle2/entry-12197100574.html

残暑厳しい日本列島も徐々に秋へと向かい、まもなくワインの季節。
食欲の秋とさらにワインが美味しく感じてしまう実りの時期を前に…ヘルシーきのこでおうちワインタイムを。

この記事を書いた人

紀子
紀子
1985年生まれ。
J.S.Aワインエキスパート。
小さなワインのお教室をしている傍ら、ワイン好きによるこだわりの創作おつまみレシピを料理サイト・ブログで掲載。
女性の皆さまへワインライフが豊かになるコツを発信中。
blog: http://ameblo.jp/norikostyle2