日本では、リンゴの発泡酒はシードルで、サイダーは炭酸水に甘味をつけた清涼飲料水だと思っている人、多いのではないだろうか。しかし本来、サイダーという言葉はリンゴ酒を意味する。シードルはそのフランス語だ。伝統的なサイダーは、私たちの知るシードルよりも酸味やタンニンが強く、複雑な味わいなのだという。ぜひともサイダーを飲んでみたいと思い、探すと六本木に伝統的なイギリス産サイダーを扱うブリティッシュ・パブを見つけた。
参考記事「サイダーを知ってますか?」
マ ーク・スペンサ ーさん

マーク・スペンサーさんがタップのサイダーを注ぐ

「ホブゴブリンジャパン」代表取締役のマーク・スペンサーさんは、10代のころは料理人でおよそ20年前に来日した。当初はスペインレストランを営んでいたが、やがてブリティッシュ・パブに転向することに。

そこで当時、日本にまだあまりなかったイギリス産サイダーの輸入を開始した。現在の会社はイギリス産サイダーとビールの輸入を手掛けており、またイギリスのビールメーカー「ホブゴブリン」とのジョイントベンチャーで赤坂、六本木、渋谷で「ホブゴブリン」というブリティシュ・パブを展開している。

ホブゴブリン六本木
 
ホブゴブリン六本木

圧巻のカウンターと奥にはイギリス情緒たっぷりのテーブル席がある。

ここでは「アスポール」「サッチャーズ」「ドラフトサフォークサイダー」などが楽しめる。

「『アスポール』は8代目当主が指揮を執る老舗メーカーで、最近はマイルドな味わいの『プレミア・クリュ』、タンニンの渋みのある『オーガニック』、最近話題となっているロゼ・サイダー『ペネロールズ・ブラッシュ』などが人気です」とスペンサーさん。

アスポールのサイダー

左から「アスポール・インペリアル・サイダー」「アスポール・オーガニック・サイダー」「アスポール・ペネロールズ・ブラッシュ」「アスポール・プレミア・クリュ」(ボトル各1200円)

ボリューム満点の「フィッシュ&チップス」、サイダーを使う「ムール貝のサイダー蒸し」などと味わいたい。店のスタッフにはスペンサーさんの娘や息子さんたちも加わっており、ファミリーでブリティシュ・バプ、そしてサイダーを盛り上げている。

フィ ッシュ・ア ンド・チップス

イギリス名物「フィッシュ・アンド・チップス」(1800円)。サイダーとの相性もぴったり。

 
バンガーズ&マッシュ

バンガーズ&マッシュ(1400円)。たっぷり旨味が詰まったジューシーなソーセージ。

 
ホブゴブリンスタッフ

左からコーディー・シアラーさん、マーク・スペンサーさん、マークさんの娘サラさん。

 

ホブゴブリン六本木
東京都港区六本木3-16-33
03-3568-1280
月~金 17:00~終了時間は遅くまで
土・日・祝日12:00~23:00

 
 

その他のイギリス産サイダーを飲める(買える)店の記事

サイダー愛に溢れたワインショップ 「ワイン・スタイルズ」

イギリス現地にも通うサイダー好きオーナーのバー「バー&シドレア エクリプス ファースト」

横浜でイギリスに出合えるサイダーハウス「フルモンティ ブリティッシュ・パブ&サイダーハウス」