日本では、リンゴの発泡酒はシードルで、サイダーは炭酸水に甘味をつけた清涼飲料水だと思っている人、多いのではないだろうか。しかし本来、サイダーという言葉はリンゴ酒を意味する。シードルはそのフランス語だ。伝統的なサイダーは、私たちの知るシードルよりも酸味やタンニンが強く、複雑な味わいなのだという。その本来のサイダーを飲める店をご紹介したいと思う。
参考記事「サイダーを知ってますか?」
道心華衣さん

オーナーの道心華衣さん。20歳になって初めてニッカのリンゴの醸造酒に出合って、サイダー好きになったという。

重厚なカウンターが醸し出すのは、ブリティッシュ・パブそのものという雰囲気。ここ「フルモンティ」はオーナーの道心華衣さんとイギリス人の旦那様が、夫婦で切り盛りしており、華衣さんが料理担当。イギリス伝統料理をはじめ気軽な一品を提供している。

ウエストン・クラウディー・サラダ

ウエストン・クラウディー・サラダ(1350円)はこれからの暖かい季節に冷えたサイダーのお供に

 
ミートパイ

週替わりのミートパイ(1300円) ©︎FULLMONTY

ここではサイダー専用のカウンターがあり、さまざまな個性を持つサイダーをタップで楽しむことができる また4種類のサイダーが試飲できるセットも入門者にはお得だろう。

テイスティングセット

テイスティングセットは4種類で1200円

「『ワンス・アポンナ・ツリー』は、ワイン醸造を学んだオーナーが、古い果樹園のオーナーと起業したブランド。複雑で繊細な味わいが注目です。またオーガニック・サイダー生産者として知られる『ダンカトン』は渋みに特徴があり、厚みもありサイダーのイメージをくつがえすような味わいです。『シェピーズ・キングストン・ブラック』」は単一品種の酸味や渋みが楽しめます」と華衣さん。

サイダー

左から「シスリー・クロス・サイダー・ウイスキー・カスク」(850円)、「シェピーズ キングストン・ブラック」(1200円)、「アスポール・インペリアル・サイダー」(1200円)、「ウエストンズ・ペリー 」(1200円)、「ダンカトン・オーガニック・サイダー」(1350円)、「サンフォード・オーチャード・オールド・ブロッサム」(1200円)、「ペリーズ・バロン・オウル」(900円)

イリギス産だけでも約40種類揃っているというから、イギリス好き、サイダー好きはぜひ訪れてみるといいだろう

ウエストン・オールド・ロージ・クラウディー・クランピィ

「ウエストン・オールド・ロージ・クラウディー・クランピィ」はイギリス伝統の昔ながらの味。1パイント1100円、2分の1パイントが650円

フルモンティ店内
 

フルモンティ ブリティッシュ・パブ&サイダーハウス
神奈川県横浜市中区福富町西通り41 北原ビル1F
045-334-8787

 

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