しめじマン石川進之介の簡単ワインのあて

Vol.3 ワンパンでできる 出汁の効いた蟹玉あんかけスープ

カットぶなしめじを宣伝中の石川進之介氏の連載3回目。カニの味わいにブルゴーニュのピノ・ノワールを合わせてみます。

忘れ得ぬ中標津の海の幸

ソムリエやワイン通の方でなければ、魚介に合わせるワインは赤ワイン以外だ!とすりこまれた知識でその日のメニューとワインを支配されてしまってはいないだろうか。

実はシメジマンの僕は〝コロナのおかげで〞と言ったら適切ではないかもだけれど、〝ワインを多量に飲むのではなく大事に飲む〞ようになった。ワインと素材を合わせて楽しむことに、前より好奇心が増している。そして、魚介類と赤ワインのペアリングもありだと気づいた。

北海道の東側、中標津という町は、人口よりも牛の数の方が多い酪農の町として日本のミルク(乳製品)を支えている。

5年間は通っただろうか。仕事ではチーズのプロデュースや農協での料理教室、OFFでは海や川での釣りでもお世話になった(サケ釣り道具は今も置いてもらっている)。地元の仲間に頂いた魚介を料理して毎晩お祭り。魚介の旨味は一生忘れることはない。記憶だけで1杯シャンパンが飲めるほどだ。

杯シャンパンが飲めるほどだ。

今回は、北海道の素材、蟹と、しめじと赤ワインという組み合わせでワインのあてを作る。

この組み合わせチャレンジあれッ

使いたい時に使える時短が嬉しいカットぶなしめじと蟹の脚を活用した和風だしで温まるあんかけ風のスープ。冷凍素材同士で楽しめるところもオススメ!

レシピ

材料 1人前

a

卵 2個

蟹あし(冷凍)

*タラバ蟹やズワイ蟹、蟹爪など冷凍品を活用。カニカマでも可

*味なポイント:冷凍蟹を自然解凍した際に出る蟹エキスも捨てずに使う。

胡椒(ホワイトペッパー)少々

天然塩 2つまみほど

b

出汁パック 1P(昆布&かつお出汁)

水 100cc

お好みで砂糖(甜菜糖)を加えても良い 小さじ2

c

カットぶなしめじ(冷凍) 7~8個

片栗粉 少々(水で溶かす)

こめ油 大さじ2

作り方

1 . 鍋ボウルにaを入れてよく混ぜあわせておく。

2. フライパンにこめ油をひき、aを入れ加熱しお皿に盛る。(スクランブルエッグのように)

3. 2のフライパンへbを入れ加熱したらcを入れて煮る。そこへ水で溶いた片栗粉を混ぜ合わせとろみをつけたら2のお皿へまわしかけ完成

*市販のカット白髪ねぎ、小口ねぎ、三つ葉などを添えても良い。

*ごはんに乗せて丼風にしても美味しい。

旨味に旨味のペアリング

今回合わせたワインは、ブルゴーニュのピノ・ノワール。しかも、古樹のブドウを使ったもの。

アルベール・ビショー
ブルゴーニュ ピノ・ノワール
ヴィエイユ・ヴィーニュ
生産国/地域  フランス/ブルゴーニュ
品種 ピノ・ノワール
参考価格 2,640円
輸入元 メルシャン

味わいは、お味噌汁で厚みのあるワカメをかみ砕いた時に広がる旨味のよう。口内で混ざり合った旨味をしみじみと味合うと砂糖にも代わる甘味を感じ取ることもできる。

蟹香も加わるとなんだか海の中に泳ぎ潜った時の記憶もよみがえった。今回、お皿も海をイメージした。このワインの旨味は塩味に変身するのだろうか。臭みはなく料理とともに完成する味が楽しめる。

道東エリアの根室でしか手に入らない幻の蟹と言われる花咲(はなさき)蟹でも試してもらいたい。焼酎や日本酒、ビールだけが魚介達を盛り上げてくれるわけではない。甲殻類と赤ワインのおいしい出会いは、見知らぬ土地への旅に似ているかもしれない。

この記事を書いた人

石川進之介
石川進之介
株式会社ミスズライフ ビジネスディベロップメントマネージャー
元・旅するシェフ。世界37ヶ国で出張シェフとして活躍した。
商品開発・農畜産漁業関連のコンサルティング、メディア露出、レシピ本含めた書籍多数。
現在は、冷凍のカットぶなしめじの国内外での販路開拓とPR活動に尽力中。

夢:このカットぶなしめじで世界を結ぶこと。
趣味:自宅でおいしいご飯とワインを飲むこと。

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