シェフがワインに強い店 6選! その5
小石川「チッタルタ」のオーナー・シェフ 茂呂岳夫さん

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ランチで8〜10品、ディナーだと、なんと17品で構成するコースをシェフがひとりで切り盛りするカウンター10席のイタリアン。

ソムリエ資格取得のために日々勉強中だ。2009年にオープンし、カウンター10席の店をひとりで切り盛りするようになってはや2年。新しいスタイルにもようやく慣れてきた今、茂呂さんが必要としているのは「客観的な視点」だ。

「経験を生かしながら自分なりにワインを提案していますが、ひとりでやっていると時々これでいいのか、と思うことがある。お墨付きが欲しいというか(笑)。ソムリエ資格が後ろ盾になれば」。

相思相愛の組み合わせにしても、変化球的なマリアージュにしても、「これでよし」という確かな判断材料になれば、と資格取得を目指す。

「文京区は富裕層の多いエリア。ワイン会にソムリエ連れでいらっしゃる方もいらっしゃいます。お客様に恵まれている分、抜栓やサービスで粗相をしたくない」。

内容をブラッシュアップしたコースは、ランチ8~10品、ディナー17品前後で構成。小皿で一品一品楽しませるという趣向だ。ポップなカラーリングにも心踊る「キャンディパスタ」は、金柑やチョコレートとバルサミコのソースなど、ワインに合うエッセンスが満載の皿。

「食中酒でもいける」と推すレチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラなら、甘味の中に酸のキレがあり、美味しさのボリュームを増してくれる。

ともあれ、公表したことでみずからを追い込んだ(取材時)。その覚悟、アッパレじゃ。

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    ゴルゴンゾーラのフォンデュを詰めたキャンディパスタ

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    モンテ・ターボル