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ドミニク・ブシェさん、牛肉についておしえてください

フランス流牛肉料理術

牛肉にあうワインは?

牛肉料理にワインはかかせません。ドミニクさんならばどんなワインをあわせますか?

メルローにカベルネ・フランをあわせたサン・テミリオン。豊かなコク、まろやかさ、穏やかなタンニンという意味では、ブルゴーニュのピノ・ノワールもベリーレアな牛肉の味わいを引き立ててくれるので、よくあわせます。

日本でも、赤身肉、ワインがとても注目されるようになってきました

ワインがこれだけ日本に根付いたのは、日本の皆さんの勤勉さにあるとおもっています。良く勉強し、研究し、自分なりに噛み砕いて、自分にとっての一番というのを見つけて、日常生活に豊かに取り込んでいった。日本酒がどんなに美味しくてもなかなかフランスで定着しないのは、フランス人がそういう意味では怠け者なのでしょうね(笑)

赤身肉も日本ではすでに研究され、さまざまな料理に積極的に取り入れられている。素晴らしいことです。フランス人が昔から愛してきた、一切れの赤身肉とワインという、いわばソウルフードが、日本の人たちにも好まれるのは、フランス人の私にとっても大変嬉しいことです。
赤身肉とワインのマリアージュも、関心を高める大きな要素でしょうね。

牛肉料理だけでなく、ラム肉料理も発見できる。ロゼ色のラムをハーブとソースが彩る。にんにくが大胆にそえられているのも、ドミニク・ブシェ流

しかも、フランス料理にはソースがありますから、どんなソースをあわせるかによって、相性の良いワインも変わってくる。レストランで楽しんでいただきたいのは、まさにその点です。今、レストランではバザス牛のフィレにキャトル・ポワヴルというソースをあわせています。へえ、こんなソースと赤身が! ワインはこんなものがあうのか! と、新たな発見を楽しんでいただけたら最高に嬉しいです。さらに言えば、赤身肉はサシの入った肉よりカロリーが低く、食べやすいので、安心してたっぷり召し上がってください!


ミシュラン2つ星のレストラン『ドミニク・ブシェ トーキョー 』はシェフ ドミニク・ブシェさんのアパルトマンをイメージしたしつらえ。ドミニクさんの家にまねかれた気分で、シェフのこれまでの料理人生を物語るコース”HERITAGE”(エリタージュ)、あるいは、ドミニク・ブシェさんから次世代へと受け継がれる”GENERATIONS”(ジェネラシオン)のコースが楽しめるのが魅力

ドミニク・ブシェ トーキョー |Dominique Bouchet Tokyo

住所|東京都中央区銀座1-5-6 銀座レンガ通り福神ビル2F

営業時間|ランチ  12:00~13:30(LO)
     ディナー 18:00~20:30(LO) 日曜定休

電話番号|03-6264-4477

URL|www.dominique-bouchet.jp

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