「牛肉は健康にいい!」って本当ですか?

機能性医学のパイオニア、Dr. 斎藤糧三に訊く

(注1)そもそも現代人はタンパク質欠乏のきらいがある

日本人の動物性タンパク質摂取量は戦後から1995年までは増え続けている。
一方、「疾病による10万人あたりの死亡率」を1975年と2006年で比較してみると、がん(悪性新生物)の死亡率は男女ともに大幅に増えているが、脳溢血などの脳血管疾患は減っている。これはこの30年間でタンパク質摂取量が増えたことが要因と考えられる。日本人のタンパク質摂取量はせっかく増えたのに、「間違った健康ブーム」の生で1995(平成7)年をピークに下がっている。

(注2)動物の脂肪は植物性の油に比べて心臓、血管にそんなに悪くない

動物性の飽和脂肪酸を植物性のリノール酸に替えたら、心臓血管病でなくなる人が1.7倍に増えた、という論文が2013年に発表され、これをきっかけにして飽和脂肪酸が心疾患の原因とされた常識は過去のものになった。これを受けて米誌「TIME」は2014年6月17日号で「バターを食べよう」という特集を組んだ。

(注3)グラスフェッドの牛肉には、オメガ3とオメガ6が1:1という理想的な油のバランスで入っている

油はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸に大きくわけることができる。牧草を食べて育った牛は、プランクトンを食べている魚同様、オメガ3の含有量が多く、オメガ3とオメガ6のバランスが理想的な1:1の比率になっている。穀物を食べて育った国産牛はオメガ3が少なく、オメガ6が多い。3と6のバランスが8を超えると炎症を引き起こす。

(注4)グラスフェッドの牛肉を1日800g 30代の女性に食べてもらったデータ

牛肉800g(タンパク質160g)とサラダ(2000Kcal)を食べて1週間。 1日800gも牛肉を食べているのに、3日間ぐらいでFe(血清鉄)が急激に減っているのは、体の中で鉄を運搬・利用するためのタンパク質が足りなかったから、と考えられる。

斎藤先生はさらにグラスフェッドの「健康牛」を普及させるべく、「Saito Farm」という精肉店をオープンした。

〒106-0045 東京都港区麻布十番1-5-5 SH麻布1F

Tel: 03-6804-2984

Fax: 03-6804-2970

営業時間:14:00〜18:30(月〜土)

定休日:日祝

URL|http://saitofarm.jp/

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