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ロース、カルビ、ハラミなど和牛焼肉9つの部位とワインの探求(中編)

永久保存版:インポーターの専門家が焼肉をじゅーっと焼いて食べながらの喧々諤々を実況中継!

探求5 ヒレ

――次はヒレです。この中で一番脂肪の少ない部位ですね。これは塩がおすすめになってます。

(ジュ~ッ)

山下 でもヒレにしては脂ありますね。

永松 和牛ですからね。

波田 いいとこの坊ややから。上げ膳、据え膳(笑)。

山下 私は赤身のほうが好きだけど、海外のお客様は喜びますよね。

永松 食べたらびっくりするよね。

山下 コウベビーフ、コウベビーフって、もう。

斎藤 ところでヒレにはやっぱりピノ・ノワール?

山下 そういうイメージありますよね。

斎藤 (もぐもぐ)うん? やっぱり違うね、テクスチャーが。赤身に近い歯触り、噛み応え。

山下 (もぐもぐ)あっ、お肉感がすごい。

斎藤 ピノ・ノワール、とってもいいんじゃいないの? マルベックとはどうなんだろう?

山下 赤身といえばそれよね。

永松 サンジョヴェーゼも悪くないですね。可もなく不可もなく。

斎藤 マルベックは飲み込んだ後が濃厚すぎるかな。

波田 ガメイもいいよ。ピノよりも甘みが少なくて、このガメイだからと思うけど、ヒレにはよく合ってる。

永松 ガメイっていっても別物だからね、これは。普通のボジョレーとは一緒にできない。

――そろそろヒレの結論出しましょうか。

永松 個人的にはマルベック。ヒレが赤身に近いので、こういう身質にはマルベックの緻密な味わいが合う感じがしますね。

山下 マルベックは口の中で風味が膨らむ感じがありますね。ピノも……。

波田 間違いじゃない。ピノ・ノワールとサンジョヴェーゼは、太郎ちゃんの言うとおり、可もなく不可もなく。予想の範疇。

斎藤 私はガメイのムーラン・ア・ヴァンかな。このワインも緻密な構成で、ヒレのテクスチャーとよく合ってる。

山下 うん、フィニッシュがさっぱりした感じだし。

――緻密な味わいのヒレには緻密な構成の赤ワインということは言えそうです。(後編につづく

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