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ロゼを持って外に出かけてみませんか?

プーリアの食卓

出張料理人という職業がある。
ここぞという時の料理をその先々で作る料理人だが、テレビや雑誌といった媒体に提供するだけでなく、パーティーや個人宅、食べ手さえいれば、どこへでも出向いて料理を手掛ける。
今回お願いしたのは岸本恵理子さん。
大学卒業後、広告会社に勤務をするも、料理への思いが高まり渡伊。
約3年、料理学校やレストランの厨房、食べ歩きにて各地方の料理を学び、帰国後、イタリア伝統料理を軸に出張料理人を始めるという経歴をお持ちの方だ。
自らを「流し」の料理人とする岸本さんに作って頂いたのは、イタリア・プーリアをイメージした食卓。
夏が暑いプーリアでは、ロゼをキンキンに冷やし、野菜の味わい豊かな前菜と一緒に飲むのだそうだ。

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(写真上から)あさりとひよこ豆/牡蠣のオイルコンフィ フェンネルのサルサベルデとそのオイルで蒸したフェンネル株/玉ねぎのビネガーオーブン焼き/里芋のピュレと金柑 モストコットかけ/手打ちショートパスタ オレキエッテ 菜の花とアンチョビのソース/馬のポルペッテイとスペアリブの煮込み。

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Miraval Rosé 2014
ミラヴァル ロゼ 2014
生産国 フランス
品 種 サンソー、グルナッシュ、ロール、シラー
希望小売価格 3,300 円
輸入元 ジェロボーム

ロゼの王道といったら、フランスのプロヴンス・ロゼ。地中海の潮風を浴びながら、さんさんと太陽の光が降り注ぐヨットハーバーのテラスで味わう1杯のロゼワイン。最高ですな。

さて、数多あるプロヴァンスのロゼの中で、今、もっとも旬な1本がこれ。「ミラヴァル」である。なにしろオーナーは、ハリウッドセレブのアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット夫妻。ふたりが醸造を託したのは、シャトー ヌフ・デュ・パプの名門シャトー・ド・ボーカステルを所有するペラン家だ。それゆえに品質も折り紙付き。2年前、ウェブサイトで6000本を初リリースしたところ、わずか5時間で完売してしまった。

淡めのサーモク。フローラルでハーブのヒント。充実た果実味にピュアな酸味が調和し、キリッと辛口のこのロゼ。料理を選ばないキャラクターながら、ハーブやオリーヴを使った地中海料理との相性はとくによい。

ならば当然、イタリアンともばっちりというわけだ。トマト、バジル、フェンネル、アンチョビ……。気分は、もう地中海である。

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