セラーの存在感は控え目に、庫内のワインをより美しく。

現在、日本でトップシェア*を誇るフォルスタージャパンのワインセラーだが、その源流はスイスのヘルマン・フォルスター社が1982年に発売した野菜用“加湿”冷蔵庫にある。野菜のみずみずしさを保つ鮮度維持機能がワインの保管・熟成にも最適なことに着目し、87年から日本で「ロングフレッシュ」と名づけたワインセラーを展開してきた。それから30年、温度・湿度管理の信頼性や使いやすさ、多彩なモデル展開で、レストランや一般家庭に愛用者を増やしてきたフォルスターに、家庭向けの新シリーズが登場した。伝統のロングフレッシュ機能を備えつつ、スリムなデザインで価格も抑えた「HomeCellar(ホームセラー)」である。

最大18本収納の「シングルデッキ」と、上層下層で設定温度を変えることができ、34本まで収納可能な「ダブルデッキ」の2モデルからなるホームセラーの大きな特長は、セラーの存在感を抑えつつ、ワインを“魅せる”ことに徹底してこだわったこと。両モデルとも幅400mm、奥行526mmと非常にスリムで、シンプルなデザインと相まってキッチンやリビングに自然に溶け込む。

ワインを“魅せる”工夫は様々にあり、その1つが庫内上部と両サイドに配されたLED照明だ。ダブルデッキにも上下層それぞれにトップライトがあり、ワインのボトルやラベルを美しく照らしてくれる。3層構造のガラスドアはフレームのないフルフラットで、ドアのヒンジ部を扉内に収めて天板もフラットにするなど、ワインを主役にする考えは外観デザインにまで行き届いている。

また秀逸なアイデアが施されているのが「リバーシブルラック」で、引き出し棚の面を変えるだけで平置き収納と、ラベルがよく見える傾斜陳列を選ぶことができる。ワインを集める楽しみがさらに高まりそうだ。

ホームセラーは今年2月から販売が始まっており、大手家電量販店で目にした方もいるかもしれないが、フォルスターのショールームを訪れてみるのも楽しい。東京駅から5分ほどの丸の内にあり、ホームセラーはもちろん、ロングフレッシュの最上位機種などにも触れ説明を受けることで、ワインセラーの奥深い魅力を知ることができる。

*2014年メーカー別金額シェア(GfK Japan調べ)

[問い合わせ]フォルスタージャパン ▲03-6259-5880 www.forster.jp

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WINE-WHAT!? 編集部
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