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スパリブの研究が世界のミュージシャンを救う?

スパリブ 第9回 伝説のギター職人ムーニーさんと日本人ギタリスト最高峰の山本恭司さん登場!!

今回のゲストはおふたりです。まずは通称ムーニーさんこと表 克美(別名Moony K Omote)さん。米国クリーブランドにあるロックの殿堂ミュージアム(ROCK & ROLL HALL OF FAME)に日本人として唯一名前を刻まれているギター・ビルダーで、エリック・クラプトン、ピート・タウンゼント、ラリー・グラハムなど世界のそうそうたるミュージシャンが愛用しています。もうおひとかたは、日本のロックバンド、BOWWOW(バウワウ)のギタリストで、日本人ギタリスト最高峰のテクニックと絶大な人気を誇る山本恭司さんです。

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表 克美(ムーニー/Moony K Omote)さん

ムーンギターズ、ブルースギター創業者
米「ロックの殿堂」に作品が永久保存されている日本を代表する世界的なギタービルダー

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山本恭司さん

ギタリスト・ミュージシャン
VOW WOW で一世を風靡。日本人ギタリストとしては最高峰のテクニックで絶大な人気のミュージシャン

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犬房春彦さん

岐阜大学総合研究支援センター抗酸化研究部門特任教授

Twendee(トゥエンディ) Xは2型糖尿病にも効く?

ーー 表さん、通称ムーニーさんのギターがアメリカの「ロックの殿堂」に永久保存になった経緯を教えてください。

ムーニー 以前、ロバート・ロックウッド・ジュニアというブルース・ギタリストに、12弦のブルース・ギターを作って差し上げたのです。そのギターが、ロバートが逝去した後、ロックの殿堂から請われて、未亡人によって寄贈されたんです。

山本 本来はミュージシャンが音楽業績でロックの殿堂入りするのですが、日本人で唯一ムーニーさんだけ、しかも作られたギターがすばらしいから殿堂入りしている。本当に誇らしいことですね。

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ギター:ムーニーさん作成の12弦ブルースギターを弾く在りし日のロバート・ロックウッド・ジュニア。(「ロックの殿堂」のホームページから引用)

ーー 山本さんとムーニーさんは昔からお知り合いですか?

ムーニー 山本さんがデビューされた40年前から存じています。でも、私が作ったストラトキャスターを弾いていただけるようになったのは5年ほど前からですね。

山本 ムーニーさんの作られるギターは、音が響かなくなるデッドポイントがほとんどない。ですから、世界中のトッププレーヤーが使っている。僕のストラトキャスターには「Lady in Red」と名前をつけていますが、音の伸びが素晴らしいです。ここにムーニーさんが作られた犬房先生のストラトキャスターがあります。僕もお借りしてライブで数回弾かせてもらいましたが、ムーニーさんが僕に作ってくださったギターに劣らず素晴らしいものですね。

ーー 犬房先生もギターを弾かれるのですね。ムーニーさんとはどのようなきっかけでお知り合いになったのですか?

犬房 ギターは1970年代に少し触っていて、今は認知症予防のために弾いてるような低レベルなので恐縮です。2年前にナニワエキスプレスの清水 興さんからムーニーさんをご紹介いただいて、ベースの作成をお願いしたのです。その時にムーニーさんが長年糖尿病だと聞いたので、スパリブの研究から派生した抗酸化効果の強い「Twendee X(トゥエンディ・エックス。以下トゥエンディ)」を差し上げました。

ーー 糖尿病にも効くんですか?

犬房 2型糖尿病は病気の始まる前から酸化ストレスで膵臓のインシュリンを作る細胞がダメージを受けていますし、合併症のほとんどは血糖値が上がることによる酸化ストレスが原因で起こるのです。ですから酸化ストレスを下げると糖尿病のみならず合併症の改善もできるはずです。ムーニーさんから私が頼んだベースができ上がるまで1年以上はかかりますよ、といわれたのですが、3カ月ぐらい後に「出来たから受け取りにおいで」と連絡がありました。で、その時に、なぜこんなに早くできたのかと尋ねてみました。

ムーニー 僕はね、22年間糖尿病で最近は合併症の末梢神経炎でしびれと手指の感覚がなくなってきていたのです。ですから、ミュージシャンに頼まれている楽器作りがもうじきできなくなるのではと不安になっていた時でした。ところが犬房先生から送ってもらったトゥエンディを指示された通りに飲み始めたら、6週間ぐらいでしびれが消えちゃって指の感覚も戻ってきたんですよ。末梢神経炎は治らないと主治医にいわれていたので、驚くと同時にまた以前のように楽器作りが出来るようになったので大喜びしました。だから、犬房先生のベースを真っ先に仕上げたのですよ。

犬房 「先生への感謝の気持ちを込めながら磨いたベースです」とムーニーさんにいわれて、涙が出そうになるぐらいうれしかったです。研究者冥利に尽きますね。ムーニーさん以外にも多くの糖尿病の方がトゥエンディを飲んで末梢神経炎の症状が改善しています。

ギターは生きているパートナー

ーー 素晴らしいお話ですね! 山本さんは犬房先生とどのように知り合われたのですか?

山本 ムーニーさんから「恭司さんの大ファンの方がギターにサインをしてほしいと言っているので紹介したい」といわれまして、ライブ会場で犬房先生にお目にかかりました。その時にスパリブをいただいたんです。ワインは昔から大好きなんですが、たくさん飲むと二日酔いで次の日ツライことがたまにありました。ところが、スパリブを飲んでおくと次の日、体が軽くって二日酔いしなくなり、僕の方こそスパリブの大ファンになりました。今ではスパリブを友人のミュージシャンに「体によいよ」って紹介しているんです。

犬房 ありがとうございます。ミュージシャンの方は大量のアルコールを飲まれる機会が多いので、酸化ストレスで早く老けちゃう場合がありますが、スパリブを飲んでおくとアルコールが引き起こすさまざまな健康被害を防ぐことができるでしょう。

ーー 犬房先生は、ミュージシャンだけではなくて、彼らの世界中のファンからも感謝されるべきですね!! 最後に、せっかくですので、山本さん、最新のアルバムについて教えてください。

山本 僕の故郷は島根県の松江市で、松江にかかわりがある小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が書いた怪談をテーマにして、僕の同級生で俳優の佐野史郎君が朗読をして僕がギターを弾く「小泉八雲・朗読の夕べ」というライブを9年間続けています。このライブから生まれた『Lafcadio』というアルバムには朗読は入っていないのですが、小泉八雲の神秘的な世界をギターで十分表現できたと思います。

犬房 今年3月に京都で開かれた「小泉八雲・朗読の夕べ」に参加させていただいたのですが、ほんとに素晴らしいライブでしたよ。幽玄の世界と言いますか、会場の下鴨神社の雰囲気も合わせて心にしみるイベントでした。

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アルバム:『Lafcadio』 ラフカディオ・ハーンの怪談をテーマにしたオリエンタル・プログレと呼んでもいいような、壮大なインスト作品。

ーー アルバムを聞いているとギターがおしゃべりしたり、尺八にしか聞こえない音をギターで出されていて、驚きました。本当にいろんな表現が集まったアルバムですね。ところでムーニーさん、楽器作りの現状はいかがですか?

ムーニー 私の楽器はすべて手作りで、特にブルース・ギターを注文された方々には申し訳ないのですが3年以上お待ちいただいています。リタイアした職人が趣味で楽器製造していると理解いただいて、ご容赦お願いしています。通常販売されている「ムーンギターズ」や「ブルースギター」のギターも、私が育てた、まじめにこつこつ働く弟子たちが、ほかのメーカーにはマネできないクオリティで作っていますので、そちらをお求めいただければありがたいです。そういえば、最近、古い日本のギターを作り替えて米国のヴィンテージ・ギターと称して高値で売る輩がいます。それを投資目的で買った方は、みなさん、痛い目に遭っています。楽器はほんらい弾いて楽しむものですから、投資対象と考えることも誤っていると思いますね。

山本 僕も同意見です。ギターは弾けば弾くほど、それに応えていい音を出してくれるようになります。投資対象でなくて生きているパートナーといえますね。

ーー 素敵なお話をありがとうございました。

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