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「松茸とワインと菊の宴」

和美塾wabijyukuのイベントレポート

9月9日は「重陽の節句」。中国の陰陽思想では奇数は「陽の数」。しかも「9」は一桁の奇数の一番大きな数であるため「最も陽が極まった数」とされ、「陽の極まった数の重日(月と日の数が同じで重なっている)=「重陽」となりました。

その重陽の節句に先駆けた、秋の味覚・松茸とワインと菊の宴。

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場所は「赤坂・松葉屋」。

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「松茸専門店」として昭和51年に創業された老舗です。

今回の会、お料理は赤坂・松葉屋さん、ワインは新潮流スペインワインの大家・ワイナリー和泉屋さんにご協力いただき、和美塾が日本文化を取り入れて全体プロデュースした合同企画。

まずは準備から。八月某日、松葉屋さんで3社ミーティング。

「重陽の節句」にふさわしく、菊、栗、銀杏をお料理に盛り込み、盛りつけ、お茶、お菓子にも重陽の節句らしさを取り入れることを決め、

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それらの料理に合うワインを実際に試飲・試食しながら決めて、

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部屋の室礼(しつらえ)には菊を生け、料理が映えるテーブルコーディネートを。

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そうして迎えた「松茸とワインと菊の宴」では、松茸を中心に、菊を使ったお料理

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土瓶蒸し、焼き松茸の主役の松茸料理には、それぞれ別のワインをペアリング

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メイン料理の飛騨牛ローストビーフは、柚子胡椒 と ブラックペッパーのソースを2種用意。もちろんそれぞれの食べ方に合う2種類のワインをセレクト。当初の予定本数をはるかに上回るワインが空きました! これってワインと料理のペアリングがうまくいった証拠ですよね♪

ご参加くださった皆様からの評判も良く、第2回・3回と続けていきたい企画です。

今後の和美塾の企画は、10月に「素材を生かしたネオ・フレンチ トゥラジョアで行う、小布施ワイナリー日本酒の会」、11月には「鮨とワインのマリアージュ会」(予定)、2月には「京都 緒方で行う、三澤ワイナリーのワインとのペアリング会」を醸造家の三澤彩奈さんを御招きして行います。
ぜひご覧下さい!

この記事を書いた人

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森實有紀子(和美塾)
和食・日本酒・着物・茶道、そして日本ワイン。 食文化を含めた『和文化』の素晴らしさを世界に伝える『和美塾』の代表です。

定期的に行う『wabi labo 』は、和食とワインのマリアージュを検証したり、日本酒の新しいあり方について試してみたりと、和文化を体験し、試し、意見を交換し合う活動をしています。その様子をこちらでお伝えしていきます。

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