赤ワインのある食卓

今夜、飲みたいワインがそこにあるだけで夜が待ち遠しくなる。ワイワイがやがや飲むのもいいけれど、今夜は落ち着きを求めておうちでワインタイム。

6464-1

家飲み(最近は”宅飲み”と言うらしい?)したい時と、外で飲みたい時はやはり気分の問題だろうか。求めるのは「落ち着き感」「安心感」という品のある1杯。心がざわついている時こそ、家で飲みたいと思うものだ。

日本酒が好きな方は、日本酒に手が伸びるのではと思う。冷酒よりも熱燗だろうか。心が落ち着きを求めて求めるもの。ワインが好きならば、赤ワインのあの色味がやはり落ち着くのだ。スパークリングの華やかさや、白ワインの軽やかさ、ロゼワインの可愛らしさも捨てがたいが、秋はシックな気分になる。哀愁というよりも、汗だくの夏を終えて衣を重ねる冬までの間は、季節の移り変わりを心身で感じたい。

6464-2

“おうちで品良く赤ワイン”と言うと、「それに合う料理なんて用意できないわ…」とハードルを上げる方も多いのではないかと思う。実は、いつもの和食が結構合う。まぁ、刺身だけはちょっと勘弁してほしいものだけど。

6464-3

いつものきんぴらや、肉じゃがも。新米で五目炊き込みご飯や、スパイシーなカレーだって。刺身だって、カツオのたたきの漬けタレに赤ワインを少量入れると美味しく飲める。決めては「醤油」かなと思う。みりんと醤油の甘辛い味わいも赤ワインが進む。和食にも赤ワイン。ワイン片手に作るなら、こんな簡単レシピでお試しを。

焼き厚揚げのワイン肉そぼろかけ

6464-4

【材料4人分】
厚揚げ  200g(8㎝×8㎝を2枚)
A 赤ワイン  大さじ2
A しょうゆ  大さじ1
A本みりん  大さじ1
牛ひき肉   100g
木の芽    適宜

【作り方】
1 厚揚げは食べやすい一口大に切る。 アルミホイルの上に乗せ、魚焼きグリルで中火7~8分カリっと焼く。
2 小鍋にAを入れ煮立たせ、アルコールを飛ばす。 牛肉を入れほぐし、弱めの中火で3~4分煮詰める。
3 お皿に①を乗せ、②をたっぷりかける。 お好みで木の芽を添えてできあがり。

ビールで身体が冷える季節になってきた。いつものご飯に赤ワイン。
今夜は何にしましょうか?

この記事を書いた人

アバター画像
紀子
1985年生まれ。
J.S.Aワインエキスパート。
小さなワインのお教室をしている傍ら、ワイン好きによるこだわりの創作おつまみレシピを料理サイト・ブログで掲載。
女性の皆さまへワインライフが豊かになるコツを発信中。
blog: http://ameblo.jp/norikostyle2

Related Posts

PAGE TOP