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超高級なロゼ・シャンパーニュ「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006 」

ヴァンサン・シャプロン醸造最高責任者がおくり出した既成の枠を越えるピノ・ノワールの表現を味わいたい

ドン ペリニヨンより、「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006」が、2019年3月末より、全国業務店、及び全国主要百貨店にて発売されている。ますますロゼの季節。ラグジュアリーにいくなら、こちら。以下はそのプレスリリースです。

ドン ペリニヨンの約束事はヴィンテージと熟成の時間

すべての創造のプロセスには約束事がありますが、ドン ペリニヨンにおけるそれはヴィンテージであり、すなわちドン ペリニヨンは単一年に収穫された葡萄からのみ造られます。そして、ドン ペリニヨンの諸要素の中で柱となる一つが「時間」-シャンパーニュがボトルのなかで澱とともに能動的に熟成するためのプロセス-です。どの年のドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージも暗がりのセラーで、ほぼ10年は必要とされる変容をゆっくりと遂げていきます。

陽光に恵まれた10年間との完璧な調和

太陽が主役だった21世紀の最初の10年は、いわば優良なヴィンテージが連続して創り出された期間でしたが、その中でも2006年は様々な意味で華やかな年と言えます。暖かで乾燥が目立った2006年は、一転して涼しく雨が続く時期もありましたが、一定の枠を越えるほどのコントラストには至りませんでした。傑出した作柄の年が続いた結果、注目に値するヴィンテージが5年連続して誕生したことは、ドン ペリニヨンの歴史上初めてのことです。

いずれも陽光の輝きで溢れんばかりの2002年、2003年、2004年、2005年、そして今回の2006年。シャンパーニュ地方では異例のことですが、比類ないブランとロゼという二つのラインには現在、能動的な熟成期間によって極上の領域に達したブランに、10種類ものロゼワインが含まれています。

この二つの誇るべき系譜の連なりがドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006なのです。

磁石のように私たちを引きつける高揚

ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ2006には、瞬時に人々を魅了するパワーがあります。前奏曲としては完熟感があって奥深く、心を奪うブーケの香り。これに続き口に含むと波のように押し寄せ、包み込むような味わい、そしてクリスピーで引き締まった香りと同時に溢れ出すジューシーさです。この波には、コクがありながらもきりっとしていて、少しも媚びない果実の存在を示しますが、ピノ・ノワールの緊張感のあるストラクチャーが瞬く間に均整をもたらします。そして神秘性と官能性を帯びたこのエネルギーは、やがて海の香りが漂うかのような深い味わいへと導き私たちを驚かせてくれます。酵母の香りに包まれた空気のように軽いこの質感は、ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ2006が抱く熟成のしるしです。

ドン ペリニヨン ロゼの核心、ピノ・ノワールの神秘

ドン ペリニヨン ロゼはピノ・ノワールに捧げる敬意そのものであり、予測が難しく、活き活きとして、遊び心とスピリチュアルな部分を併せ持つこの葡萄の性格を完璧に表現しています。ピノ・ノワールの本質を捉えようとするドン ペリニヨンの真摯な取り組みが、かつてないほどピノ・ノワールの表現を可能にしました。

醸造最高責任者であるヴァンサン・シャプロンは、既成概念の枠を越えドン ペリニヨンの伝統的なテリトリーの外へ拡げる必要があったと話しています。この域に達することを可能にする唯一の手段、それはアサンブラージュによってピノ・ノワールの赤と、ドン ペリニヨンの特徴の間に緊張を創り出すことでした。これはドン ペリニヨンの常識とは矛盾する逆説的な手法です。ドン ペリニヨンがこの原則を適用したのは、ピノ・ノワールが存分に声をあげる、まさに響き渡るトーンで謳歌させるためです。

そして今、ドン ペリニヨンロゼ ヴィンテージ 2006においてピノ・ノワールは、「磁石のように引きつける高揚感」で私たちをふわりと包み、魅了してくれます。

ヴァンサン・シャプロン 醸造最高責任者

1990年から28年間にわたり、ドン ペリニヨンの醸造最高責任者をつとめたリシャール・ジェフロワ(写真左)。シャプロンは2019年1月1日より、ジェフロワの跡を継いだ。

1976年、コンゴのポワント・ノワール生まれ。故郷は、フランスのボルドーワイン取引の中心地であるリブルネ。ワインに注ぐ紛れもない情熱ゆえに一家の伝統を継ぐことを決心。

モンプリエの国立高等農業学院で葡萄栽培・ワイン醸造学の学位を取得した後、シャプロンはチリへと渡り、「ニューワールド」のワインと出会う。帰仏後、ポムロールとソーテルヌの葡萄畑や醸造室で修業を積み、1999年にモエ・エ・シャンドンに入社。

シャプロンは2005年からドン ペリニヨンに関わっており、この類いまれなるシャンパーニュに、専門知識と経験、高い要求基準と、並ならぬほど強いコミットメントを捧げている。その資質は、前醸造最高責任者であるリシャール・ジェフロワとの共通点でもある。

Dom Pérignon Rosé Vintage 2006
ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006
度 数:12.5度
容 量:750ml
希望小売価格:42,200円(税抜)
販 売:全国業務店及び全国主要百貨店

テイスティングノート

気候
2006年の天候は全体として暖かく乾燥していましたが、いくつかのコントラストも見られました。7月は熱波に見舞われましたが、8月はいつになく涼しくて多雨でした。9月になると夏が戻ってきたかのように再び暖かくなったおかげで、ヴィンテージを完成させることができました。

香り
ブーケは完熟果実を感じさせながらも複雑なノートを奏でて心を虜にします。オープニングノートはダークなスパイスとココアのブレンドですが、たちまちフルーティーなアロマへと変化します。ローストしたイチジクとアプリコット、そしてオレンジコンフィの香りが漂い、圧倒的な果実の存在感です。全体からは、スモーキーなアクセントが感じられます。

味わい
最も強い印象を与えるのは、このワインの豊満な拡がり。その濃密でジューシーな味わいが、フレーバーのクリスピーな刺激と甘さを通して全体のトーンを整えます。シルキーな口当たりが、かすかな植物フレーバーを伴って、滑らかさ、緊張、ざらつきを持つ多面的なストラクチャーへと変化します。ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006の魅力的な特徴として最後に明かされるのは、海を感じさせる塩味のようなミネラル風味です。

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