シャトー・ムートン・ロスチャイルドのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド、シャトー・ラフィット・ロスチャイルドのドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド、そして シャトー・クラークをもつバロン・エドモン・ド・ロスチャイルドのロスチャイルドの3社が、自分たちのシャンパーニュとして生み出した、「シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルド」をご存知だろうか。

ザ・ロスチャイルド・レア・ヴィンテージ2010が、日本で先行発売される理由

このたび、このロスチャイルド家のエリックと、フィリップ・セレイスが、初のシャンパーニュの日本発売より10周年を祝い、そしてプレステージキュヴェ「ザ・ロスチャイルド・レア・ヴィンテージ2010」を発表するべく来日した。しかも、「ザ・ロスチャイルド・レア・ヴィンテージ2010」は今後半年、日本でしか手に入らないという、ニュースを携えて。

ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルドのエリック・ド・ロスチャイルドは言う。
「1970年代、日本は新しくワインを楽しみ始めた市場でした。こういった市場では、ブランドでワインを選びがちです。でも日本は違った。名前に左右されず、ヴィンテージの良し悪しもすぐに見抜いた。そして、優れたワインの造り手として、ロスチャイルドを評価してくれた。日本は、真の目利きです。まずは感謝を申し上げたい」

エリック・ド・ロスチャイルド

シャトー・ラフィット・ロスチャイルドを所有するドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルドのエリック・ド・ロスチャイルド。御年79歳。

バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドのフィリップ・セレイス・ド・ロスチャイルドは、「私たちは最高のワインを造っているという自負がある。約15年前、家の垣根を越えて、ロスチャイルド家のシャンパーニュを造ろうと計画を立てた。私たちの名を冠し、私たちのお客様にお出しするシャンパーニュです。となれば最良のシャンパーニュでなくてはならない。最良の畑、最良のブドウを手に入れるのは、苦労しました。10年前、ついに初めてのロスチャイルドのシャンパーニュが出来上がった」

バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド

シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドのフィリップ・セレイス・ド・ロスチャイルド

ブドウはコート・デ・ブランのシャルドネ。ドザージュは極力抑え、ブリュットでも4年、瓶内熟成する。それをまっさきに問うべきマーケットには、もちろん、日本が入っていた。そして「ザ・ロスチャイルド・レア・ヴィンテージ 2010」も最初に日本市場に問う、と決めた。

「これは私たちの感謝と友情の証です」

続けて、エリックは「ザ・ロスチャイルド・レア・ヴィンテージ 2010」について語る。
「このシャンパーニュはコンサートでいえば集大成。料理でいえばメイン。準備をして飲んでください」と前置きしたあとに

「まず香り。うまみがあり、森の中を散歩しているような、すみきった空気、繊細な香り、そこからミステリアスな香りがする。アロマのなかにひたっている間にフレッシュな味わいが口のなかに広がり、深くなります。味わいは何段階にもわかれる。2、3のミドルがあるのはよいワインの証。真剣勝負が始まります。上がったり下がったりのドラマがある。最後は余韻。次の一口を誘うそれを、私はノスタルジーと言いたい」

シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルドは、コート・デ・ブランに15区画からなる3.5haの自社畑を入手予定。この畑のシャンパーニュも真っ先に日本にもってきてくれるはずだ。


 
ザ・ロスチャイルド・レア・ヴィンテージ2010

ザ・ロスチャイルド・レア・ヴィンテージ 2010

オジェ、ル・メニル・シュール・オジェ、アヴィス、クラマンとコート・デ・ブランのグラン・クリュのシャルドネを使う。

通常の半分くらいまでしか搾汁せず、20hlの小さいステンレスタンクで醸造、バトナージュして、8から9年の瓶内熟成。一次発酵やリキュール造りには、ラフィットやムートンで使われた樽を使う。

39,000円にて、2020年に登場予定。

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WINEWHAT
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桜吹雪が舞う中で、社会的距離を取りながら

新しい季節の無病息災を祈って

今日もワインを開けてみよう

明日も新しいこと、やってみよう