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メルシャン フランスのワイナリー「ドメーヌ・カズ」に出資 

オーガニックワインを強化

ドメーヌ・カズの約10%の株主に

メルシャン株式会社は、ADVINI SA(アドヴィニ社)グループの CAZES SAS(ドメーヌ・カズ社)が追加発行する新規発行株式278株を取得したと発表した。株式取得は2016年9月に手続き完了。メルシャンはドメーヌ・カズの約10%の株主となる。写真は、11月7日16時からの資本提携の記者会見に臨んだメルシャンの横山清社長(左)、アドヴィニのアントワン・ルッカ社長(中央)、ドメーヌ・カズのリオネル・ラヴァイユ社長。

ドメーヌ・カズ社はフランスの大手ワイングループのアドヴィニが所有する、フランス最大級のビオディナミ農法を実践し、南仏ルーシヨンの中心、リヴザルトに位置するワイナリー。

メルシャンは、ビオディナミ農法を、「有機栽培の一つであり、さらに一歩踏み込んだ農法。化学肥料や殺虫剤に一切頼らず、自然界のリズムを尊重し、土壌が本来有する自然な活力を引き出す農法。ビオディナミでは、何よりも土壌の手入れが重要。栽培は、プレパラシオンと言われる、植物、動物、ミネラルなど天然由来の調合剤が施され、よく耕すことが大切とされます」とする。

ドメーヌ・カズ社は、1994年から除草剤、殺虫剤、化学肥料を使わない栽培法に切り替え、ヨーロッパを中心に世界85カ国以上で活動する世界最大の国際有機認定機関、エコセール(2003年取得)と、有機の全米統一認定基準、NOP(National Organic Program)による有機認証を取得。1997年以来、ビオディナミ農法を採用し、現在220haにおよぶ自社畑を所有している。

パリ、ロンドンをはじめとする多くの都市で300以上のメダルが授与されているほか、世界の星付きレストランのメニューで取り扱われている、ドメーヌ・カズ社のワインをメルシャンでは、2006年3月より販売している。

メルシャンはフランス最大級のワイングループのひとつであるアドヴィニ社と安定した関係を構築し、ドメーヌ・カズのブランド育成への協力や知見を得て、ドメーヌ・カズの売上を伸ばし、メルシャングループの発展に繋げていくとしている。

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