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世界的建築家が設立したオーストラリアのヤラ・ヴァレーのワイン

「デントン・ヴュー・ヒル・ヴィンヤード」の赤と白、2017年1月上旬より発売中!

花崗岩由来のエネルギー

オーストラリアの最高級ピノ・ノワールの産地として知られるヤラ・ヴァレーの、ちょっと変わった土壌でつくられたワインがモトックスから1月上旬に発売されている。

ヤラ・ヴァレーの中心部に広がる丘陵地「ヴュー・ヒル」は、3億7000万年前のデヴォン期に花崗岩の岩栓によって形成された丘で、砂岩やシルト土壌が主体の一般的なヤラ・ヴァレーの土壌とは異なり、ここだけ結晶化した石英を含む花崗岩質土壌になっている。表土は浅く、岩を含み非常に水はけがよい。おかげで収量は少ないけれど、品質の高いブドウが育つ。気候も、冷涼なヤラ・ヴァレーの中では最も温暖なエリアで、成長期に穏やかな日光が差し込む。

この結果、アロマが高く、酸味の高い花崗岩由来のエネルギッシュなワインが生まれる。

■生産者:デントン・ヴュー・ヒル・ヴィンヤード

生産するデントン・ヴュー・ヒル・ヴィンヤード(http://www.denton-viewhill.com)は、在日オーストラリア大使館をはじめ、様々な建築物を手掛けた設計事務所「デントン・コーカー・マーシャル」のジョン・デントンと、その息子サイモンによって1996年に設立された。可能な限りオーガニック農法を実践し、区画ごとに分けてブドウを細かく管理。灌漑もできるだけ施さない。自然な造りを第一に考え、天然酵母の使用だけでなく樽の使用を控えるなどにより、ワインはクリーンかつピュアな味わいに仕上がっている。

設立間もなく、オーストラリアのワイン評論家ジェームス・ハリデーが「5ツ星ワイナリー」と高く評価した。
http://www.winecompanion.com

醸造家はオーストラリアやニュージーランド、イタリアのキアンティ地区やバローロ地区などで修行を積んだルーク・ランバートが担当する。オーストラリアの有名レストランでオンリストされる、知る人ぞ知る銘醸ワイナリー、と輸入元のモトックスは太鼓判を押す。

なお、「デントン・コーカー・マーシャル」はジョン・デントン、ビル・コーカー、バリー・マーシャルにより1972年、メルボルンで設立された。国際的な設計事務所へと成長した現在、メルボルン、シドニー、ブリスベン、ジャカルタ、ロンドンにオフィスを構える。建築のみならず、最新の技術を用いて都市計画、インテリアも手掛ける。オーストラリア建築家協会より、1996年に最も栄誉あるRAIAゴールド・メダルを受賞している。

■商品詳細

 ≪共通情報≫
  産地    :オーストラリア ヤラ・ヴァレー

  原産地呼称 :ヤラ・ヴァレーG.I.
  土壌    :花崗岩土壌の上に灰色の砂質ローム質土壌が広がる
  希望小売価格:3,400円(税別)
  発売時期  :2017年1月上旬
  栓仕様   :スクリューキャップ

 ≪商品情報≫

10357-1
デントン・シェッド ピノ・ノワール 2015

ブドウ品種:ピノ・ノワール100%
味のタイプ:赤・ミディアムボディ
度数   :13.5%

フレッシュで輝くようなローブ。大地やマッシュルームを想わせる風味、そして凝縮感のあるチェリーなどの果実味。深みのあるテクスチャーと適度なタンニンがフィニッシュまで続きます。キノコやハーブの入ったパスタとの相性抜群。

10357-2
デントン・シェッド シャルドネ 2015

ブドウ品種:シャルドネ100%
味のタイプ:白・辛口
度数   :13%

グレープフルーツの風味を伴う際立ったミネラルの印象。口に含むとレモンやライム、グレープフルーツなどの柑橘果実と明るい酸、そしてやさしいクリーミーな味わい。スズキのグリルや豆腐、柚子味噌とも相性よし。

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