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    ~【千駄ヶ谷】マンジャペッシェ~

WINEに合わせる‘美味’探訪【2】
~【千駄ヶ谷】マンジャペッシェ~


【おまけ】もうちょっとチェンチを知りたくなった方へ

丘側から畑を見下ろした図

CENCIの産み出される土壌は、フランチャコルタ生産地域でも非常に限られたモレーン(moraine、堆石、氷堆石)という、氷河が谷を削りながら時間をかけて流れる時、削り取られた岩石・岩屑や土砂などが土手のように堆積した地形(=wikipedia より)に位置するワイナリーで生産されました。

その氷河の体積による土壌が地殻変動で海に沈み、氷部分が溶けたことによる目の粗い地層となります。その後アフリカ大陸がヨーロッパ大陸に大陸移動でぶつかって隆起し、海洋生物や鉄分を始めとしたミネラルが多く地表・地中に存在する土地が出来ました。

丁寧に剪定され翌年の収穫に備える原木

イゼーオ湖(https://ja.wikipedia.org/wiki/イゼーオ)に対して隆起した丘の反対側斜面に位置するワイナリーは、湖からの湿度の高い風が表斜面にあたり、乾いた風となって斜面を駆け下ります。そうして作られた水はけの良い土壌と乾いた程よい風とミネラル分を多く含んだ土壌が最高の環境を作り出し、風通し・日当たり・一本一本のぶどうの木の健康状態を枝の一本一本までに管理して作られたのがCINCIになります。

そのため、限られた作付面積に少量の生産という希少性とフランチャコルタの中でも最高の品質の製品を提供しています。

ワイナリーの一角にあるMr.Franciacorta. と言われたネルソン・チェンチの住居(現在は試飲など、お客様をおもてなしする記念館的建物として保存されております)

http://lhistoire.co.jp/international.html

情報提供:輸入アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社 / 販売 リストワール


プロデューサー岡本光正(おかもとみつまさ)氏 プロフィール
*略歴
1949(昭和24)年 7月13日生
東京都立小石川高校・東京大学法学部卒
東京ガス株式会社(1973-2009)において企業館および
ショールーム開設・ギャラリー運営・イベント
・聖火台企画製作・出版・映像製作・社会文化活動等を
通じて、地球環境活動を幅広く展開する傍ら、趣味の
食べ歩きを生かしてグルメガイドなどの執筆活動も行う。

東京商工会議所eco検定(環境社会検定)創設メンバー。
現在は内閣府認証NPO法人「エコリテラシー協会」副理事長とGoldChefClubエグゼクティブプランナーを兼任。

*ひとこと
「今後も、日本の食材を元気にするGoldChefClubとして、意欲的なイタリアンレストランを舞台に、美味しいシャンパーニュやワインを知っていただく機会となる楽しいディナー会を企画していきたいと思います。」(岡本氏)

*主なプランニング実績
1985東京ガス100周年記念展 環境エネルギー館(鶴見)
EARTH VISION地球環境映像祭 EARTH VISION 海外上映会(New York Paris)
東京ガスどんぐり植樹祭  1998長野オリンピック聖火台
2000アースデイ新宿&ブロードバンド 2003 WGC世界ガス会議Japan Atrium

EARTH VISION多摩上映会(多摩市・府中市・国分寺市・八王子市ほか)


環境と物流を考えるシンポジウム・黒煙ゼロの街づくりサミット(大阪)

アジア太平洋の映像で見る地球温暖化・公開上映会と国際会議(地球環境基金助成)

府中市立図書館50周年記念事業「宗次郎ライブ・オカリナとあったかトークの夕べ」

環境シンポジウム各種(出演協力者例:伊東豊雄・石田純一・赤池学・村田佳壽子ほか)

*企画編集
「地球の気持ち」「地球の一日A day with the Earth」(環境エネルギー館テーマ映像)

「東京の!屋上緑化」(VTR)
「レイチェルカーソン地球への贈り物」(DVD)

「りんごの木を植えた男 ジョニーアップルシード」(絵本)

「オリンピック聖火」(写真集/アーバン・コミュニケーションズ社)

「My Ozone Wish Public Service Announcement Featuring Daraemon」(UNEP配信)

*著書(ペンネーム 岡 光彦)

「あけぼの色のアーバンライフ」(講談社)

「エグゼクティブのための東京おいしい店」(TBSブリタニカ社)

「考える技術・発想する方法」(共著:日本実業出版)

「千葉を楽しむ本」(共著:一季出版)

「東京連れて行かれて嬉しい店」(TBSブリタニカ社)

「長野オリンピック聖火台のひみつ」(アーバン・コミュニケーションズ社)

ゴールドシェフクラブ  http://goldchefclub.com/

子どもeco検定  http://www.kodomoeco.jp/about_eco_kentei/

Earth Vision多摩 http://taenoha.com/ev

ゴールドシェフクラブとは?

岡本光正氏がエグゼクティブプランナーを務めるGoldChefClubとは、美味しい日本を支えるGoldな食材をGoldな料理人のサポートでGoldなお客様に結びつける食情報のトータルネットワークサイトです。日本の美しい・美味しい食材をその調理方法・保存方法(レシピ)と総合的に評価し、年1回の選考会により、表彰していく団体であり、毎年の発表会にて、各賞とグランプリ(=Japan Collet Award日本コレ賞)を発表するという活動により、日本の食材、食文化を国内と世界に発信していきます。 
マスターズ・オブ・ワインが選んだ「ジルベール&ガイヤール 2016」において、「チェンチ セサンタ2007」が金賞を受賞しました。フランスで権威あるワイン評価誌において「チェンチ セサンタ2007」が金賞を受賞しました。また、同誌にて「ネルソン・チェンチ」も高い評価を頂きました。

ヴィニェーティ・チェンチのワイナリー「ラ・ボスカイオーラ」は、オレファノ山・南斜面のコロン村という、フランチャコルタの中では異色な場所にあります。 そこは、土の中に多量のミネラルを含む、赤土の古代堆積層で、南向きの斜面、乾いた風が流れ、土壌表面に湿気が無い、そんな葡萄栽培に最も適した土壌と地形を持った特別な場所です。 その場所を選定したワイナリーの創設者で、フランチャコルタ協会設立者の一人でもある、ネルソン・チェンチは、軍人で医者で詩人でもある多彩な人物で、多数の著作を発表し、イタリアで非常に著名な人物でした。晩年、すべての仕事をリタイヤしたネルソン・チェンチは、お世話になった友人・知人の為にワイン作りを始めます。

当時、フランチャコルタ地方では様々なワイナリーが独自のワインを生産していましたが、ネルソンチェンチが中心になりフランチャコルタ協会を設立。瓶内二次発酵で、使用する葡萄を厳しく定めた「原産地称DOCG」に認定されたフランチャコルタを完成させました。フランチャコルタワインが有名になり、他のワイナリーが規模を拡大し生産本数を増加させていく中、ラ・ボスカイオーラは小規模な生産を続けます。もともと友人、知人と楽しむ為だけのワイン作りのため、有機農法で育てた自分の農園のブドウしか使用せず、規模も大きくしませんでした。しかし、その上質なワインの評判は瞬く間に広がり、様々な方面からの熱烈な要望に応え、一般にもワインの販売を始めました。

2012年ネルソン・チェンチが没した後も、自家農園で丁寧に葡萄を育て、規模に合わせたワインを生産する方式は家族に引き継がれ、現在でも出荷本数は年間50,000本と非常に希少なブティックワイナリーとして葡萄とワインを作り続けています。 2016年、販売ブランド名を「ヴィニェーティ・チェンチ」に変更。その後もイタリア国内外の様々な栄誉を受賞し続けている、最上のスパークリングワインです。そんな、数に限りがあるワインを日本ではリストワールインターナショナルが総販売代理店として皆様へお届けします。イタリア酒文化の至宝、最高級スパークリングワイン、フランチャコルタ「ヴィニェーティ・チェンチ」を、是非ご堪能ください。

この記事を書いた人

すずき まき
すずき まき
スタリス横浜&画廊支配人。20年に及ぶ投資家や地元企業の女性目線コンサル・PR業務の傍ら、人気女性誌ライターやWW企画広報を経験。数々のブランドプロデュース、WEBマガジン立ち上げを経て「大人女子応援メディア」をスタート。

同姓同名のライターさんと間違われることが多かった為、2017年~平仮名(鈴木⇒すずき)で活動中です。趣味:お酒 仕事 ドライブ

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