刺激的なワイン、忘れられないワイン

ワイン、各駅停車の旅Vol.05 代官山

「発見」があると嬉しいもの、飲むほどに新しい出逢いがワイン。今回は、友人と一緒に、自然派ワインの会をパトロールしてきました。そこでもの凄く印象に残った2本を紹介!

刺激的なワインエチケット

「MOMENT MORI」と書いてあります。あるいは「MORI MOMENT」でしょうか?
オーストラリアのヒースコートで造られるこの自然派ワイン。現地では発売から1週間で完売したというWebでもヒットしない幻の自然派ワインとのこと。
ここで問題です。このエチケットを見たら皆さん、何を想われますか?

MORI MOMENT

多分、Mori(森さん)という人の作った最高の一時(Moment)をお楽しみください! というメッセージだと思われるかもしれません。

桃色のmori

美味しいです~。(行ったことないですが)天国のようなとろける桃色。そのまま昇天してしまいそうです・・笑 。そう思いながら飲んでいました。

ただ、ちょっと引っかかるところもあり、この険しそうにも見えるエチケットも気になるな~。MORI MOMENT、調べてみようかと思って、帰宅してからGoogle先生に聞いてみました。

そしたら何てことでしょうか、このワイン、Webではヒットしてこない代わりに、ラテン語の警句がヒットしました・・。メメント・モリ(memento mori)-ラテン語で「死を想え」「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」-といった意味です。eがoになっただけですね。一字違いです、ゾッとしましたね。

「ワイン」を愉しむこととはそういうことなのかもしれないですね。ワインとの一期一会を大切に愉しめ、今を生きろ、そう思えました。 作り手が実際に「死生観を込めているのかいないのか分かりません。ただ、私はこの険しそうな山に死生観を重ねている、そう思っちゃうのもワインかな、って思いました。

映画「DEAD POETS SOCIETY ~いまを生きる~」とのマリアージュもいいかもです。*あくまで個人的印象です。

最高に覚えやすい「MILAN NESTAREC」再登場

第1回目でもご紹介したワインの姉妹に出会うことができました。

MILAN NESTAREC

MILAN NESTAREC[チェコ共和国]、その名も「Miky mauz」(ミッキーマウス?)
覚えやすいですし、可愛いですね。

シャルドネ、ゲヴェルツトラミネール、グリューナーなどの複数品種の混醸で「ゲヴェルツ」だけのMILAN NESTAREC(Vol.01紹介ワイン)より「優しい女性」な感じ。聞いた話によるとこのワイン、作り手はまだ20代というではないですか??完全に私の年下です、しかもカッコいい・・・。

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HIROSHI
東京都内で働く30代サラリーマン。(J.S.Aワインエキスパート)
忙しい毎日の中で、お酒について見つけたこと、感じたこと、好きなこと、愉しかったことなど、ワイン×ライフスタイルを中心テーマに、徒然なるままに色々なことをリーマン視点で、提案していきたいと思っております。

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