新宿から中央線特快に乗り約30分、都心から遠いイメージのある八王子は意外と近く、また多くの人達で賑わう街です。
ＪＲ八王子北口のロータリーから甲州街道方面に斜めにはしる歩行者専用通路があります。西放射線ユーロードと呼ばれるその歩道では週末を中心に色々なイベントが開かれ、たくさんの人々が散策がてらお店をのぞいたり買い物をして楽しんでいます。
ユーロードをどんどん進むと、国道と交差する手前に緑の木々が目に優しい居心地のよさそうな小さなスペースが見えてきます。
ＪＲ八王子駅から続く「ユーロード」
小広場の奥にクリーム色の建物があり、一階は珈琲専門店で２階が5月6日にグランドオープンした本格フレンチ「季烙膳席La lis・ラ リス」です。
静かで落ち着いた環境にある店舗
美食家オーナーの國府田進・満江さんご夫妻が長年温めてきたレストランの夢を、大手電機会社に勤めていた進さんの定年退職後すぐに実現させたのです。
ラリスの屋台骨を支えているのはご夫妻が長年通っていたフレンチレストランのシェフで、その腕前と人柄に惚れて招いた鈴木悦次総料理長です。
新宿京王プラザホテルや八王子うかい亭などで活躍し八王子でも多くのファンがいる鈴木グランシェフは、その豪快な風貌とは真逆の優しく繊細なフレンチを生み出します。
仲睦まじいオーナーご夫妻
革新的なヘルシーフレンチを作る鈴木シェフ
食材は満江さんの親戚が住む長崎県五島列島から直送される魚介、野菜が主に使われ、届いたばかりの新鮮な食材をシェフが素材を活かしたフレンチに仕上げるのです。
長崎五島列島から届いたばかりの魚
とれたての食材が供されます
シェフ特製グラチネ
調理にも驚くべき工夫が施されていて、フレンチでは必須のバターを使わずブイヨンを元に旨味を前面に出したソースは旬の食材との絶妙なマリアージュを感じさせます。
果実味が豊富でバランスのとれたブルガリア・カタルジーナのワインが勢揃い
料理と最高のマリアージュ
もうひとつマリアージュと言えば料理とワインですが、ラリスではブルガリアのワインを料理に合わせています。
ブルガリアトップワイナリー・カタルジーナのワインは、タンニン、酸、ボディ等のバランスが良く、ラリスの料理との相性もぴったり。
フレンチレストランでブルガリアワインをメインにマリアージュするのは八王子のみならず日本で初めての試みです。
ブルガリア固有品種はじめ赤白泡ロゼ等色々タイプの違うワインがあるので、料理によって様々なマリアージュをお楽しみいただけます。
身体に優しい料理の数々
八王子市は今年市制100周年を迎えて例年に増してイベントが盛り上がっているようです。ブドウの守護聖人である「聖ヴァンサン」の日から着想を得た今年で6回目のワインイベント「サンヴァンサン八王子」にはオープンしたばかりのラリスも参加し多くのお客様にブルガリアワインを味わっていただきました。
７月以降もさまざまなイベントが予定されています。
例えば八王子産朝顔をはじめ、江戸風鈴、八王子の物産品などの販売を行う八王子夏の風物市「ゆかたで楽しむ七夕祭り」は７月8（土）、9（日）にユーロードで、７月２２日（土）には八王子の四季をイメージした色鮮やかな花火約3500発を打ち上げる八王子花火大会が西八王子で行われます。
さらに８月４日（金）・５日（土）・６日（日）の３日間、「市制１００周年記念 八王子まつり」が甲州街道及びユーロードを中心に開催予定。この八王子まつりは昨年2130人もの踊り手全員が浴衣を着て盆踊りを踊ったことで「浴衣を着た最多人数」「最多人数で踊る盆踊り」の同時に2つがギネス世界新記録に認定された話題のまつりです。
ミシュラン旅行ガイドの山の括りで唯一富士山と共に三ツ星に輝き、多くの観光客を引き付ける高尾山も八王子からすぐそばです。
イベント盛りだくさんのユーロードにあるものの、喧騒とは無縁の落ち着いた隠れ家的フレンチ、ラリス。
國府田オーナーご夫妻、鈴木グランシェフ、スタッフの皆さんが醸し出す肩ひじ張らないフレンドリーなおもてなしの空気が、時間を忘れてゆったりと飲食を楽しむ寛ぎのレストランにしています。
素材よし、味よし、雰囲気よしの三拍子揃った八王子のヌーベルキュイジーヌ・ラリスを高尾山や八王子イベントと共にぜひ体感してみてください。
「身体にやさしい新感覚の本格フレンチです。ぜひお越しください！」
美食と寛ぎの空間
季烙膳席La lis・ラ リス
住所：東京都八王子市横山町10-14 網代園南ビル2F
電話：042-649-3033
ランチ11:30～15:00／ディナー 17:30～22:00
定休日：毎週月曜日及び第三日曜日
※行事や季節により変更がありますので下記ＨＰでご確認いただくか、お問い合わせください
