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「ザ スリル オブ ピノ・ノワール」は何をもたらしたのか?

ドン ペリニヨン ロゼの情熱と官能の特別な一夜

午後6時すぎ、会場のザ・リッツ・カールトン東京・グランドボールルームに続々とドレスアップした各界のセレブが集まり始める。中にはマーメイドラインが美しいブラックのロングドレスの観月ありささん、神田うのさん、ピンクのロングドレスの前田典子さんの姿も見受けられた。

集まった皆さんはこれからはじまる「イベント」への期待感にドキドキしながら、入場と同時にグラスが渡された。そのシャンパーニュは「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2004」。そう、今夜はドン ペリニヨン ロゼの官能を引き出すスペシャルディナー「ザ スリル オブ ピノ・ノワール」が開催されたのであった。「ドン ペリニヨン ロゼ」にあなたはどんなイメージを抱くだろうか? その一つの世界観を今宵集まった人々は宴がはじまる前にディナー会場に隣接された部屋に通され、映像で2004年のドン ペリニヨンの収穫、香り、味わいについて映像で共有。「ドン ペリニヨン」からプレゼンテーションを受けることになる。 そして、いよいよディナー会場へ。

会場全体は〝スリル〟をイメージした漆黒と赤に染め上げられている。それはドン ペリニヨン ロゼの特徴を印象づける。〝ピノ・ノワール〟の存在からもたらされるパラドックス(矛盾) を秘めた官能を感じさせてくれる。そう、ドン ペリニヨン ロゼはピンクで
はない。むしろ赤に象徴される色彩と味わいの奥行き、ドラマを内包するシャンパーニュなのだ。

一瞬の静寂がおとずれ、「開会」の宣言がされると、何事もなかったようにギャルソンによって運ばれる「官能」と「喜び」に満ちた料理。しばし、それぞれが「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2004」の魅惑をさらに引き出すディナーを堪能しながら会話に花が咲く。そして唐突に、そして周到に演出されたパフォーマンスが中央ステージでスタートする。世界最高峰といわれるダンスカンパニー「バーン・ザ・フロア」のドラマ性に満ちた官能溢れるパフォーマンスが二部のステージで披露された。鍛え上げられた肉体が繰り出す圧巻のパフォーマンスは、 毎年のヴィンテージごとにその己の限界に挑み続け、10年以上という長期熟成をセラーのなかで育み世に放たれる
「ドン ペリニヨン ロゼ」を思わせる。

ダンス、音楽、食そしてドン ペリニヨン ロゼのスリリングでありながら幸福な融合によって産み出された官能の世界、一夜限りのスペシャルな夜は、来場した人々を包み込み、単なるディナーイベントを超えて、ドン ペリニヨン ロゼという希有なるシャンパーニュがもたらす極上の大人のためのエンターテイメントとして、人々をつなぎ新たな足跡を残す一夜となったようだ。

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