いまはもう秋……のワインに悩む時期。月日の流れが早すぎて泣きそうだけど、秋の旬を感じる食材が次々と登場するのは、素直にうれしい。期間限定の季節物を食べて飲んで、気分を一新するチャンス到来。おいしいワインのチョイス、料理とのペアリング提案は、ワインホワットが誇る優秀な読者テイスターたちにオマカセです。

文・構成:山本真紀 写真:山下亮一(人物)/古川 章(ボトル)

評価方法

●コンクールのカテゴリーとして、読んで字のごとくの「ひとりでうきうき」、「ふたりでにこにこ」、「みんなでわいわい」の3つを設定。
●各カテゴリーにふさわしいと思うワインを、輸入元にエントリーしていただく。
●カテゴリー内での試飲順序は無作為。
●試飲はブラインドで実施。最後まで銘柄はテイスターに明かさない。
●ワインの採点は5点法。評価基準は、各カテゴリーにふさわしいかどうか。
●採点の意味する基本は下記の通り。
 「絶対に欲しい」=4点 
 「飲みたい」=3点
 「買って飲んでもいい」=2点
 「人に出されたら飲んでもいい」=1点
 「飲みたくない」=0点
●テイスター全員の点数を合計し、その平均点により各賞を決定する。
3点以上=金賞 
2.5点以上=銀賞
2点以上=銅賞
1.5点以上=入選
1.5点以下=落選(掲載しません)
●ブショネやブレタノミセス等、欠陥のあるワインは、審査以前に落選する。
●価格は消費税別で表記。

読者テイスターについて

 

「3,000円以下バリュー・ワイン・コンクール」の読者テイスターは、毎回WINE-WHAT!?公式Facebookページで募集しています。週末、日曜日あるいは土曜日の開催となります。毎回、50~80本をテイスティングしていただきます。募集時期はまちまちのため、ご興味のある方は、どうぞチェックして下さいね。

今回の参加テイスター

林かおりさん
フランス料理店で働く傍らWEBライターとしても活躍。J.S.A.ソムリエ。2000円前後の家飲みワインを探索するのが趣味。テイスター初参加にあたり、家でシミュレーションし準備万全。

澤田裕行さん
今は「ワイン好きの会社員」だが、ゆくゆくは自らワインを造る夢を抱き、長野と山梨に通って醸造と栽培を勉強中。秋らしい赤ワインの評価に悩みつつ、「やはり重すぎないほうがいい」。

鈴木亜矢果さん
看護の仕事に携わる。海外生活経験もあり、ワインは常に食事と楽しむものと認識。好みのワインはブルゴーニュのピノ・ノワール。今回はまず飲みやすさに重点を置いて得点を付けた。

宮本英明さん
銀行勤務。第6回全日本J.S.A.ワインエキスパートコンクール準優勝。テイスター常連となりつつある最近、メインテーマのほか「夜中ひとりで飲むなら」とのサブテーマを自らに課して試飲。

太田有沙さん
総合商社勤務。J.S.A.シニア・ワインエキスパート、WSETディプロマ取得。今回のテーマに沿うワインは「複雑味があり、アロマティックさよりも厚みや奥深さを持っているタイプ」と解釈。

稲生穂高さん
私立大学職員。学生時代、フランス料理店でバイトしワインにハマる。テイスター経験は2回目で、「今回は赤が多く、軽重のバランス判断で途中煮詰まったけれど、テンポよく試飲できた」。

郭 悦さん
外資系メーカー勤務。飲酒の年齢制限がない中国で、日本ではありえない年齢から酒に親しんできた。秋ワインは「果実味が多いほうが合う」と考え、あえて酸度は気にしない方針を選択。

小谷野仁暉さん
製造業勤務。ワイン好きの父親から薫陶を受けたためか、立派なワイン好きに成長。自家菜園で収穫する野菜に恵まれた生活を送り、豊富な秋野菜の知識をベースにペアリング提案。

縫(nui)さん
ワインにまつわる楽曲制作を行うワインソングライター。新曲「Give me wine」を引っ提げて試飲に参戦。「最初は控えめでも、じっくり飲むとジワジワくる。しかも和食に合う」ワインに加点。