ロバート・モンダヴィでバレンタイン向けのイベントがあるとの情報を得たので、バレンタインを祝う予定もないのにちょっくら行ってみました。チョコレートとワイン…わたしとしては全く惹かれない組み合わせなのですが「新しい発見があるかもしれない!」という好奇心を押さえられずに、いざ!
モンダヴィのエントランス

エチケットにも描かれている、有名なモンダヴィのエントランス

ローカルのワイナリー&ショコラティエの共演

いつもはテイスティングルームとして使われている部屋が特別イベント会場になっていました。イベントに参加しない一般のお客さんは、この日だけテラステイスティングに。

テラス席でロゼ

少し早く着いてしまったので、テラス席でロゼを飲んで待っていました

午後2時、イベントスタート。チェックインをして会場の中へ。

グラス

グラスを取って自由に動き回るシステムです

基本的にはナパ・ソノマ周辺のワイナリーやショコラティエがブースをだしていて、いくつかのワイナリーは専属シェフも連れてきていました。

チョコレートファウンテン

真ん中にはどーんと、チョコレートファウンテン!チョコ好きじゃなくてもテンションが上がります

参加ワイナリーとワイン一覧
-CLOS DU BOIS WINERY
2013 Old Zinfandel
2013 Petit Sirah
-FRANCISCAN ESTATE WINERY
2015 Fountain court White Wine
2012 Port
-THE HOGUE CELLARS
2013 Terroir Syrah
2013 Terroir Red Mountain Cabernet Sauvignon
-RAVENSWOOD WINERY
2014 Bedrock Zinfandel
2014 Dickerson Vineyard Zinfandel
-SIMI WINERY
2013 Chardonnay
2011 Momentum Red Blend
-ROBERT MONDAVI WINERY
2013 Cabernet Sauvignon, Oakville
2011 Momentum Red Blend
-WILD HORSE WINERY
2013 Merlot
2014 Zinfandel Reserve
-WOODBRIDGE WINERY
2014 Zinfandel Port

いよいよペアリング!!

入り口に入ってすぐ見つけたのがサラダ!チョコレート以外の料理もあることを知って、気が楽になるわたし。WILD HORSEのジンファンデルと合わせます。

サラダとワイン

“ほうれん草とマンゴ-、ドライクランベリーに煎ったくるみとココアバルサミコビネグレットソースをかけたサラダ”とワイン

さっぱりしたサラダと赤ワインのペアリングはあまり意識したことがなかったのですが、思った以上に合いました。このワイナリーはPaso Roblesというナパよりだいぶ北の地域にあり、涼しい気候で育ったためか、いつも飲んでいるジンファンデルよりも酸が立っていて軽やかな印象を受けました。サラダのドレッシングはもう少しココア感があっても良かったかもしれません。(後からメニューを見るまでココアバルサミコということに気づかなかったので…)

次はCLOS DU BOISのオールド ジンファンデルと、FRANCISCANワイナリーのシェフによる高級そうなチョコレート。

このチョコがですね、中にとろとろのキャラメルが入っていて、ぱくりと一口かじったらアゴまで流れ出す…という強者でした。さらに、思ったより甘い!とろとろキャラメルチョコの圧勝でございます。合わせたワインは、味の厚みもなく、ただただ酸っぱく感じただけでした(泣)。

チョコレート

綺麗に並んだ“Chocolate, Caramel and Sea Salt Marquise” 

さて、次へ。
目をつけたのがクレープ。実演販売って魅力的に見えませんか?
わたしはそういうのに弱いタイプです。

クレープ屋さんのお兄さん

クレープ屋さんのお兄さん。有名になりたいからいっぱい写真とって!と。でも特に笑顔はくれなかった…

クレープは3種類ほどから中身を選べて、私はオレンジピールジャム+チョコ、友人はヘーゼルナッツクリーム+チョコを選びました。合わせたワインはたまたま隣のブースだったRAVENSWOODのジンファンデル。

オレンジのクレープ

オレンジのクレープ。クレープ生地に包まれたオレンジピールチョコの味です

RAVENSWOOD

RAVENSWOODは日本でもよく見かけますね

個人的にはオレンジジャムの酸味とチョコレートのタンニンがワインに合っていたと思うのですが、友人は「ヘーゼルナッツのほうが断然うまい」と断言していました。

次は何を食べようか、とうろうろしていると、何やら奥の方で人が群がっています。ミーハーで人だかりを無視できないわたしたちは早速向かいます。Robert Mondaviの専属シェフによる、手羽先のお料理が到着したところでした。メニューを見ると“Dark Chocolate Chicken Wings with Toasted Sesame”とのこと。ソースは中華風で、八丁味噌と甜麺醤と蜂蜜を混ぜたような感じでした。色以外にはチョコレートを感じることはなかったのですが、コレ、とっても美味しかったです! (3回おかわりしました。そして、写真を撮り忘れております…)

このお料理はカベルネソーヴィニヨンを合わせたはずですが、手羽先にかじりつくのに夢中で、ペアリングのことなど頭にありませんでした。スパイシーなシラーなどでも良かったかもしれませんね。

ワイン

ワインだけはかろうじて写真に収めておりました

手羽先の興奮さめやらぬなか横を見ると、テーブルに小さなアメリカンドッグが並びはじめていました。

ココア風味ラムのコーンドック

SIMIワイナリーのシェフによる、“Cocoa Lamb Merguez Corn Dog with Cocoa Nib Grainy Mustard”

「ココア風味ラムのコーンドック、ココアマスタードを添えて」とでも解釈すればいいのでしょうか。カカオの風味は若干ありましたが、甘さはなく、スパイスの香りとマスタードの酸味のバランスが良い、とっても美味しいコーンドックでした。

SIMIのシェフが作っているのならそこのワインと合わせるべし!ということで、SIMIのカベルネソーヴィニヨンとペアリング。ラムとカベルネの相性は、やはり抜群。(そして甘くないのが最高!)

さぁ、そろそろお腹がいっぱいになってきました。デザートで〆ましょう…。
チョコベースにスパイシーなチェリーが入ったジェラートを選んだものの、もうわたしの甘味摂取制限はだいぶオーバー…。さらに、最後だからと、ポートワインを合わせてしまい、甘いあまいということ以外、記憶にありません。

デザート

3種から選びます。わたしは真ん中のチェリーが入っているものを

チョコまみれで、スウィーツ疲れ?!

気づいてはいたのですが、わたくし、そもそも甘いものがそれほど好きではないのです。「食後のデザートの代わりに、肉料理がもう1品あったほうがいい!」と言って、フランス人の友人からひんしゅくを買うような人間向きのイベントでは無かったですね…。イベント終了後、ぐったり疲れて、その日は帰宅後、即就寝でした。

ペアリング的には好みに合わなかったけれど、飲んだことの無いワインに出会えたり、ワイナリーの方と直接お話できたり、甘いものは食べ過ぎたらダメと再確認できたり…と、得るものもたくさんありました!

イベント

イベントはワイナリーの関係者に気軽にワインについて聞ける貴重な機会ですね

今後もイベントには積極的に参加していこう!ともたれた胃と胸をさすりながら決意したのでした。

モンダヴィの中庭

そんな決意とは関係なく、いつもステキで綺麗なモンダヴィの中庭

この記事を書いた人

Saori
Saori
2014年よりアメリカはカリフォルニア州ナパに留学中。Napa Valley Collageにてワイン醸造とブドウ栽培を勉強中。

個人的嗜好にかたよったカリフォルニアワインの紹介と訪れたナパとソノマを中心としたワイナリーの数々、そしてワイン造りとグルメ、美しい風景などなど、わたしが体感しているナパの毎日のようすをお届けします。