クリマ(Climats)とワイン

ワイン徒然草 その3

クリマが奏でるシャブリ交響曲

総括してみると、プルミエ・クリュのクリマを取り巻く個々のテロワール、つまり畑の位置や土壌、日照、特有の気候といったさまざまな要素がシャブリを生み出しているということがよくわかった。それらは、オーケストラに例えるなら、生産者という指揮者の元、シャブリという名の交響曲を奏でるひとつひとつの楽器なのだ。

いただいた資料もわかりやすく、おまけにシャブリの地図まで付いていて感激! 今回のセミナーを通じてシャブリに大いに興味を持った。これからはもっと積極的にシャブリを楽しんでみようと思う。

今までは、カリフォルニアの果実味豊かで、木樽のニュアンスがムンムンするような、オープンで人懐っこいシャルドネちゃんが好きだったのだが(スミマセン!)、フランスの由緒正しい名家のお嬢様、ツンとお澄まししたエレガントなシャルドネちゃんもいいな、と認識を新たにした今日この頃である。

いただいた資料 
シャブリの地図

 

グラスと紙コップ

 

あぁ、しかし!こんなに素晴らしいシャブリを紙コップに出してしまうことのなんと罪深いことか!

そう思ったのは私だけではないはず・・・(笑)

この記事を書いた人

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石戸 智
ワインの魅力に憑りつかれて、人生を大きく方向転換。25年間務めた仕事を退職し、一人でも多くの人にワインの素晴らしさを伝えるため日夜活動している「さすらいのワインエキスパート」。
 ○J.S.A.ワインエキスパート(2016年取得)
 ○WSET Level3 Award in Wine(2018年取得)

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