外資系金融機関に長年勤務するも、イタリア好き、ワイン好きが高じて、縁あってイタリアはラツィオ州のワイナリー、MARCOCARPINETI(http://www.marcocarpineti.com/)にて、ブランドアンバサダーとしてインターンシップ生活を10月から始めることになりました。まずはワイナリーの紹介から始めます
MARCOCARPINETIの畑

海抜400mのこの地からは遠くに海が見えます

ビオロジコ、ビオディナミのワイナリーMARCOCARPINETI

ローマから約56Km南のレピニ山腹の由緒ある町CORIにワイナリーはあります。

CARPINETI家が先祖代々受け継いだこの土地で、1986年にMARCOがワイナリーを設立し、今は息子のPAOLOと共に親子二代でワイン造りをしています。1994年からはビオロジック農法(イタリア語でBIOLOGICO)を採用し、畑では除草剤、化学肥料および合成化学物質は一切使われておりません。

そのため草刈り作業は必要となりますが、ブドウをとりまく環境そのもの、つまり大地、空気、水を健全に保つことが美味しいワイン造りには不可欠であるという彼らの信念を貫くために、労力を惜しまずブドウを栽培しています。

 

さらに一歩踏み込んだ農法ビオディナミも採用

さらに、ビオディナミ農法(イタリア語でBIODINAMICO、バイオダイナミック農法とも呼ばれる)も取り入れて、自然との調和を図っています。

ビオディナミとは、オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーにより研究された農法で、農地全体を宇宙の中の一つの生命体ととらえて、天体の動きに基づいて農作業を行ったり、牛の角に牛糞や鉱物の粉末を詰めて土の中で寝かせた調剤を希釈して散布することで、土壌の力を最大限に活かし、ブドウの免疫力すなわち生命力を高めます。

 

原点回帰のために馬も活用

馬

思いのほか大きくて怖くて近づけず

 

時を同じくして馬による耕作も始めました。トラクターによる耕作は燃料による土壌や空気の汚染のリスク、土壌を踏み固過ぎるリスクがあります。

その点、馬による耕作は土壌の微生物にとって最適な環境を保つことができます。「何よりも馬との一体感が大事なんだ。」とPAOLOはいつも言います。自然との調和を大切にするCARPINETI家の一貫した哲学を、畑の隅々に感じ取ることができます。

 

土着品種を守り続ける努力

Andiamo avanti guardando al passato.「過去に培った智慧を大切にしながら前に進もう」。

これがMARCOCARPINETIのモットーです。Bellone、Nero buono di Cori等の伝統ある土着品種が最新の機器を備えた醸造所でワインになります。このように伝統と革新を織り交ぜることで唯一無二のワインが誕生します。

肝心の味と香りについてまだ申し上げていませんでした。インポーターである有限会社AVICO(http://avico.jp/)さんを通して輸入されていて、日本でもイタリアンレストラン等でお試しいただけます。

乾杯する瞬間は誰もが幸せなはずだから、MARCOCARPINETIのワインを日本の皆様に広く知って頂くことで幸せな瞬間をお届けして、日本とイタリアをワインで繋げたいというのが今の私の一番の夢です。

MARCOCARPINETIのことはもちろんですが、イタリアには知られざる美味しいワインを造る生産者はたくさんいますので今後紹介していきたいと思います。まだまだイタリア語もワインも勉強中の身ですが、持ち前の行動力と好奇心を活かしてイタリアワインの魅力をお伝えしたいと思います。

 
アンフォラとPAOLO

アンフォラとPAOLO 11月にアンフォラによるワインが発売予定です。お楽しみに

この記事を書いた人

MINA
MINA
外資系金融に長年勤務するも、イタリアワインが好き過ぎて2017年9月よりローマ近郊のビオロジコ、ビオディナミコのワイナリーMARCOCARPINETI にてブランドアンバサダーとして研修生活を送ることに。
ワインもイタリア語も勉強中ですが、持ち前の行動力と好奇心を活かして、イタリアのワイン、人、文化の魅力をリポートします。
MARCOCARPINETI(http://www.marcocarpineti.com/)
この作者の最近の投稿