いろいろなご縁があって、カンテサンスのディナーを堪能することができました。しかも、Paris屈指のフレンチ「アストランス」シェフのパスカル・バルボ氏と、「カンテサンス」シェフの岸田周三氏とのコラボディナーです。通常は写真NGとのことですが、本日は特別イベントということで写真OKを頂きました。
アストランス×カンテサンス
カンテサンス
 

私は、このカンテサンスは初訪問です。どれもこれも素晴らしかったです、一言でいうと、

アストランス×カンテサンス 

筆舌に尽くしがたい・・・笑

現場からは以上です。恐らく高邁な先生たちが、料理に関しては確かな舌でさまざま語って下さると思うので、私はせっかくなので、違うこと書きます。

ドンペリP2についてです。

 
ドンペリP2
 
リューセックの甘口ワイン
 

いろいろ美味しいワインが出てきたのですが、一番考えさせられたので、このワインにしました。
(その次は右のリューセックの甘口ワインだったのですが、これはまた今後にします)

さて、P2とは、言わずと知れたドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)の特別な種類の銘柄のことです。(決して、ピンドン2本の略ではないです・・・。そう思った人は、覚えて帰って下さい)

さて、話を戻します。
まず、ドンペリとは、葡萄の出来が良い年だけに作られるヴィンテージ(ミレジメ)のシャンパーニュブランドです。

ドンペリに限らず、シャンパーニュは熟成する過程において、地下カーブ(蔵)で瓶内第2次発酵させたりしますが、ドンペリはこのワインの熟成のピーク(プレニチュード/Plénitude)が何段階もあると考えられているそうです。

「P2」とは、第二回目の熟成のピーク(プレニチュード)に至った状態のワインだということ。第一のプレニチュードは8年の熟成期間を経て迎えるピーク、第二のプレニチュード(P2)は16年以上の期間を要し迎えるピークです。さらにその先には第三のプレニチュード(P3)が待っているというのです。

いや~、素敵ですよね。人生のピークは20代だけじゃない、しかも1回じゃないと言っているんです。

「ドンペリの人生は、三回に渡ってプレニチュードを迎えるが、さぁ、お前はどうだ? 時と共にお前は強く美しく変貌し続けているか?」と言われているかと思いました。

同時に完全に鼓舞されました。だって、エイジングの先に、完璧な瞬間がいくつもある、って言ってるのですよ。炭酸が抜けたハイボールでは、決してこのフレーズは使えません。これぞ、実に沢山の人を魅了し続けているドンペリというモノの力。

美しく、そして強く変貌し続け、ピークを向けてもそれは1回じゃない、だからこそ、人を魅せ続けることができる。
なぜなら、それは人間のようだから。
共感をするから。
そして自分自身もそうあってほしいと願うから。

鼓舞され、勇気が湧いてくる。不思議な飲み物ですね。ドンペリとは、美味しいとか、飲みやすいという飲み物じゃない。

魔術をもった哲学である。

なーんて、そう思った今日この頃でした。
私も38歳になりました、P2に向けて頑張りたいと思います

この記事を書いた人

HIROSHI
HIROSHI
東京都内で働く30代サラリーマン。(J.S.Aワインエキスパート)
忙しい毎日の中で、お酒について見つけたこと、感じたこと、好きなこと、愉しかったことなど、ワイン×ライフスタイルを中心テーマに、徒然なるままに色々なことをリーマン視点で、提案していきたいと思っております。