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初夏がオススメ♪ 週末は、大人の遠足、ワイナリーに行こう!

なぜ初夏にワイナリー?

もちろん、秋の収穫時期も、賑やかでお祭りもあって、訪問時期としてオススメではあります。 でも、やっぱり初夏がオススメ! その理由は、3つ。
①結構空いている!
②ぶどう畑が美しい!そのうえ、梅雨でも雨確率が低い♪
③新ヴィンテージのリリース時期で、試飲も楽しい♪

まず、①。
ぶどう畑のあるエリアは、やはり秋が観光シーズン。
逆に春から初夏は空いています。おかげでゆっくりゆったり回れるんです!これ、大事。

そして②。
5月のGW辺りから、ぶどう畑では若葉が伸び、みずみずしい緑にあふれます。

葉が光を反射するぶどう棚、ぶどう畑が広がる姿は 大人の遠足に最高の景観。とっても気持ちいい!。

そうそう、6月初旬には、ぶどうの花も見られます。
そういえば、ぶどうの花ってどんなの?
地味だけど繊細でかわいい花。ぜひ探しに行きましょう。
さらに、ぶどうの生産地は、晴天率が高い地域が多いので、雨確率が他の観光地より低いのです。 これは嬉しい。 もちろん、ワイナリーは屋内施設になるので、万が一の雨でも大丈夫

さてさて③。
ワイナリーの醍醐味、試飲!ですが、この初夏の時期は、新ヴィンテージのリリースが多い時期。
前年に収穫した白ぶどうをもとにした白ワインのリリースもおおよそこの時期が多いですし、赤ワインも数年前に収穫したぶどうが熟成を終えてリリースを迎えることが多いです。
となると、試飲の時にいただけるワインの数が多かったり、現地に行かないと+この時期でないと飲めないワインもいただけたり、なかなかナイスなタイミング。
ワイナリーさんも、秋に比べると作業の忙しさが少ないので、ゆっくり相手してくれます。
・・と、そんな、ワン・ツー・スリー!のお得感で、ワイナリーは初夏だっ!と私は思うわけです。

ワインに詳しくなくても、沢山飲めなくてもワイナリーは楽しい

私はワイン好きだけど、それほど興味ない友達を誘っても大丈夫かしら。
すごいうんちく語れる人たちばかり、あるいは飲兵衛ばかりが集まっている場所なのでは?
ワインが全然わからないと、ワイナリーさんも相手してくれないのでは・・?
そもそも、ワイナリーって行ったら入れるのかっ?

と、なかなかワイナリーって行き慣れなくて不安ですよね。 ところが。実のところ、ワイナリーはとてもとてもオープンで、親切なところが多いのです。
まったく知識がなくても、わかりやすく説明してくれますし、行ってみると、お客さんも ワイン野郎?ばかりではありません。
後で紹介する勝沼周辺も、土日には多くのワイナリーさんがオープンしていて、予約なしでも入って試飲させてもらえるところがほとんど。
さらに、ワイナリーツアーとして、畑や醸造所やカーブなどを説明してもらいながら見学できるコースを用意しているところもあり、ビール工場の見学!的な気安さで参加できます。
そして、ワイナリー近くには、緑の丘!はもちろん、温泉や、美味しい食事処も。ワインにそれほど興味がないお友達でも、美しい景観、温泉、美味しい食事はみんな好き。そこにアトラクション的にワイナリーを組み合わせて、すこしゆったりと遠足気分でワイナリー周辺を訪問してみてはどうでしょう?

オススメコース 勝沼エリア

東京近郊で、初夏に気軽に行けるワイナリーエリア例として、勝沼エリアをご紹介。ワイン飲むとなると車では・・と悩むところですが、勝沼だったら、新宿から電車で2時間弱。特急の本数も多いし、休日には「ホリデー快速ビューやまなし号」も走っていて、割安。飲んでも安心して帰ってこられます。(笑)

そして、「勝沼ぶどう郷」駅についたら、駅の外には循環バスが!
甲州市では、勝沼地域を2つのコースで循環する「甲州市民バス」が運行されていて、これで勝沼エリアを回ることができます。本数は1日に数本ですが、大まかに特急やホリデー快速に時間を合わせてくれているのと、勝沼エリアについてしまえば、徒歩で回れる範囲にワイナリーが複数あるので、それほど不便ではありません。
コースは、「ぶどうコース」と「ワインコース」の2つ。ホームページから時刻を確認できますし、駅の観光案内所にもパンフありです。
バス時刻表はこちら

これで、飲んで疲れても無事駅まで運んでくれますし、車窓も楽しめて遠足気分。 ウォーキングが好きなお友達なら、行きは歩きでテクテクもオススメ。 これまた、観光案内所に複数ルートのパンフレットが用意されています。

 「シャトー・メルシャン」

勝沼エリアには、沢山のワイナリーがあり、紹介しきれないほどなのですが、ワインにそれほど詳しくないお友達も一緒、いや、そもそも私が詳しくないわっ!という場合、特にオススメしたいのが、「シャトー・メルシャン」、しかもワイナリー見学ツアーをぜひ。

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ワイナリー見学ツアーはWeb予約/電話予約が可能で、以下の3コースあります。
・ベーシックコース
・スペシャルコース
・エクスクルーシブコース
ベーシックコースでも、カーブ、資料館、見本ブドウ園を見学して、試飲(3種)しての充実60分で500円!これは安い。
このコースで十分楽しめますが、可能なら、「スペシャルコース」へ。このコースは、ガチ座学なセミナーもついていて、5種類試飲して、90分で1000円。
ややや、安い!
特にセミナーは、しっかり座学で、本格的なテイスティング方法を教えてもらえます。何も知識がなくても、ワインの楽しみ方が学べて、実際に香りの違い、味の違いを体感できるので、この後のワイナリーでのテイスティングが、がぜん楽しくなります。

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そして、ツアーの最後には、カフェテリア+売店へ。

カフェテリア前には、広い庭が広がり、外でランチやワインが楽しめます。しかもセルフサービス的な気軽さなので、ピクニック気分でのんびり可能。お値段もリーズナブル。試飲セットも複数あるので、ワインも少しずついろいろな種類を楽しむことができます。
ここも秋には混むのでしょうが、初夏はまだ空間に余裕あり、ほんとうにまったりした昼下がりを楽しめます。

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さあ、もう、ここまでで、だいぶ遠足満喫。時間も14時頃。あと1か所くらい、セミナー成果の確認がてら、ワイナリーを訪問してみましょう。
ワイナリーは、あらかじめ決めておいてもいいですし、お散歩がてら歩いてみて、出会ったワイナリーに入るのもまたオツ。前にも書きましたが、ほとんどのワイナリーは土日にオープンしていて、予約なしでも試飲させてもらえます。多くは有料ですが、500円程度で複数種類飲ませてくれるところがほとんど。
甲州品種のワインは値段もリーズナブルで、和食にも合い、ふだんでも飲みやすいので、気に入ったワインがあれば、お家と、そうそう帰りの電車でも♪楽しむために購入ですね!
複数ワイナリーを回って、1本ずつ買っていって、重くなったら、最後のワイナリーでまとめて送ってもらう・・ということも、やってくれます。(その場合、保証は限定になるようですが)
ワイナリー同士、ライバルでもあるのでしょうが、その前に、ともにワインとワイン文化を愛し、育てる仲間だというオープンな雰囲気がこのエリアには流れていて、訪問する側も幸せになるのも、ワイナリーの良いところかもしれません。

そして余韻とともに帰京

帰りはまた、循環バスで「勝沼ぶどう郷」駅へ。
バスは途中、「ぶどうの丘」にも寄るので、ここでお土産を買ったり、温泉に入っちゃったりすることも可能です。
そして、余韻とともに勝沼を後に・・。

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さてさて、いかがでしょう、初夏のワイナリー、すこし覗いてみようかなと思っていただけたでしょうか?
何より畑と人々が美しいので、ぜひお試しあれ。

私もまた、行かなくては・・・!

この記事を書いた人

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松井 圭
友人の影響でワイン好きになるも、一向に知識が伴わない、
永遠の(言い切る?)素人ドリンカー。
でも、素人にも優しいのが、ワインの素敵なところ。
素人ならではの目線で、身近なワインシーン、試飲会やワイナリー探訪記など
お伝えできたらと思います。

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