ニュージーランドで最高のピノ・ノワールの生産地、として名高いセントラル・オタゴ。その秘密は、ニュージーランド唯一の大陸性気候であること、高紫外線光、長い日照時間、土壌からの照り返しによる好影響などなどにあります。それを肌で感じてきました。

ワナカ湖が一望できる高台

ピョンチャン・オリンピックで世界が賑わうこの2月、念願かない、ワインショップ・オーナーやワイン講師の方々とニュージーランド縦断の旅へ出かけることができました!

最初に向かったのは、世界でもピノ・ノワールの生産地として名を馳せるセントラル・オタゴにある、世界屈指の美しいワイナリーと呼び声高いリッポン・ヴィンヤード・アンド・ワイナリーです。ニュージーランド南島の南部クイーンズタウン空港から車を走らせること約1時間。オタゴ地方の中心地のオアシス、ワナカ湖が一望できる高台にあります。

リッポン・ヴィンヤードは、ワナカ湖畔の標高330メートルの丘にある。絶景。

ワナカにヴィティス・ヴィニフェラ種のブドウ樹が植えられたのは1975年のこと。この地に入植したミルズ家の3代目ロルフが実験的に試みたのです。セントラル・オタゴにおけるパイオニア的存在と謳われるワイナリー、リッポンの幕開けでした。

夢にまで見たリッポンへの訪問。ついにやってきました!

リッポンを取り仕切るミルズ家により土地は守られ、現在は、フランス・ブルゴーニュでの修行経験を持つ4代目当主ニック・ミルズ氏とそのチームによる献身的な管理により、新世界では珍しく灌漑を行わず、またバイオダイナミック農法が行われています。

1975年の実験的植樹から紆余曲折を経て、1982年に最初の畑がつくられ、その7年後の89年に販売用ワインを初リリースしました!

燦々と降り注ぐ太陽の光を浴びて健康に育つブドウ。1日の日照時間が長いのもポイントです。

ブルゴーニュで研鑽を積んだニック・ミルズ氏によって、できあがったワインは世界的にも高い評価を得ています。

しかし、ブルゴーニュ・ヴァラエティにこだわるわけではなく、このワナカの地にふさわしいブドウを栽培しています。彼のワインが素晴らしいのは、自然によって育まれたブドウを活かすワインづくりの賜物と言えるでしょう。

アスパイアリング山国立公園から吹く冷たい風はワナカ湖の小さな小島により適度な和らぎを得て流れ込み、畑を健全に守ります。美しい景観は観光地としても知られている。

この記事を書いた人

ウスイ 潤
ウスイ 潤
「百聞は一見に如かず」
好奇心を原動力に美・知・英を求めるブログ、
好きなもの、写真に撮って、アーカイブ。

http://ameblo.jp/coco-chaud/entrylist.html