バロナークとマグロのマリアージュ

ポテンシャルの高い大間の鮪には赤ワインがピッタリ!

夜咄の茶事をテーマにした空間。鮪の香りと温度にこだわり。
東京・神楽坂の路地裏にある「侘び・寂び」を感じられるお寿司屋さん「すし ふくづか」へ息子と訪問してきました。

【大将 福塚 寛希さん】

すしふくづか大将福塚寛希さん

大将とバロナーク

 

ザ・職人!!
店にはソムリエさんもいますが、ご自身も現在もアカデミーデュバンの紫貴あき先生のクラスで現在ワインの勉強もされている勉強家。こんなにフレンドリーかつ楽しませて色々教えてくださる職人の大将の話は素晴らしく、賑やかで楽しませてくれる。握りを握って一度静止する姿、横顔は絵に描きたいほど美しい。
「侘び・寂び」を感じる素敵な空間について、「夜咄を模しているために、このような店構えにしています」と語る。

【メニュー】

カジキマグロ

カジキマグロ

 

雲丹

雲丹

 

河豚の白子

河豚の白子

 

 

赤むつ

赤むつ

 

小肌

小肌

 

鰆

 

 

毛蟹

毛蟹

 

背中の中トロ

背中の中トロ

 

中トロの腹かみ

中トロの腹かみ

 

 

三陸産筋子

三陸産筋子

 

穴子

穴子

 

 

三層の卵焼き

三層の卵焼き

 

のどぐろと酒盗車エビのお出汁

のどぐろと酒盗車エビのお出汁

 

魚のお出汁とすっぽんの肉茶わん蒸し

魚のお出汁とすっぽんの肉茶わん蒸し

 

 

北海道函館の雲丹

北海道函館の雲丹

 

お口直し

お口直し

 

燻製

燻製

 

 

とろたく作業中

とろたく作業中

 

【お店のこだわり】

厳選されたネタ、特に鮪がすばらしい(豊洲市場のやま幸のから仕入れる大間のまぐろ)。赤酢のシャリでそれぞれ温度を変えていく 白酢、赤酢、ブレンド・・・。山葵やガリにもこだわっている。

とにかくマグロがすごい

とにかくマグロがすごい

 

こだわりのお茶

こだわりのお茶

 

素敵な空間

素敵な空間

 

 

この日合わせたワイン

Domaine Baron`Argues
ドメーヌ・バロナーク

バロナーク

ガーネット色を帯びた濃く深みのある色のワイン。

ノーズは幅広い香りの層を示す。ブラックベリーやビルベリ―のような凝縮した黒果実が立ち上り、ハーブのガリークの含みを伴い、マイルドなスパイスやリコリスの含みが展開する。濃く凝縮されたアタックは融和され、ジューシーなミッドパレットは、洗練された滑らかなタンニンで強調される。

バルサミコ、チョコレートやリコリスの含みが全体的な調和をもたらす。黒果実やお香の風味の、フレッシュで調和の取れた長い余韻の後味を持つ。

生産国:フランス
地域:ラングドック・ルーション / ラングドック
スタイル:赤
葡萄品種:マルベック,カベルネ・ソーヴィニヨン,カベルネ・フラン,シラー,メルロー
テイスト:辛口
アルコール度数:15.4%
グレード:A.O.C.-リムー


バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドの傘下。

ワインの複雑さは6種類の品種のブレンドから引きおこされる奥行き。大間のまぐろはポテンシャルがあり、マリアージュにぴったり。あのオーパスワンもいつか合わせたい!

今回ワイン・ワットではオクシタニーワイン特集でバロナークが取り上げられている。バロナークを飲むとまるでオクシタニー地方へ旅しているような感覚、実際には研ぎ澄まされた千利休の茶室でお寿司を頂いてるような気分になったのは私だけでしょうか?

ぜひ、大間の鮪とマリアージュしてみてください。オーパスワンも合うそうです。

ワイン・ワットのオクシタニーワイン特集

すし ふくづか
sushi-fukuzuka.com

すしふくづか

可愛い看板

この記事を書いた人

あっこ
あっこ
ワイン好きからアカデミーデュヴァンで勉強し、医療事務を約20年しておりましたがインポーターに転職、好きを仕事にしました。
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートを2019年に、ソムリエを2020年に取得。現在ピーロートジャパン株式会社品川本社で営業職として勤務。
弊社のワインだけでなく日本ワイン、ビール、日本酒等ただのお酒好き。食べることも昔から大好きで食いしん坊、好き嫌いなし。はしご酒、食べ歩きも大好き。
ピーロートジャパン株式会社にて 2020年新人王、全国個人No.3、全国新規開拓部門個人賞獲得。

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