オリーブオイルのススメ

ワインラヴァー オリーブオイルを売る

元々ワインが大好きな筆者が、油??売り? オリーブオイルとワインにある共通性や体にいい影響を与えてくれるというオリーブオイルの魅力にすっかりはまっています。2018年からスペインの老舗メーカーMUNOZ ACEITESのインポータとして、各地の百貨店、マルシェなどで直輸入したエキストラバージンオイルを販売しています。

オリーブは平和の象徴

「Twenty-Twenty, トーキョー!! Japan!!」

わーーーという大きな歓声と、変な帽子をかぶりゲームキャラクターに扮して出てきた前総理安倍晋三さん。1964年大会以来半世紀ぶりの東京オリンピック開催。

しかし、昨年はコロナウィルスという未知の疫病が世界を駆け巡り、オリンピックは史上初の延期。。トーチを掲げて駆け出したはいいけど、賽の目はスタートに戻るを出してしまった。。Start over..なんとも残念。

ところで古代から平和の象徴とされてるオリーブは、オリンピック勝者に与えられる冠に使われていることを知っていましたか?

オリーブオイルの起源は約8000年前のトルコと言われており、有名な物語ノアの箱舟では、放った鳩がある日、オリーブの若葉をくわえて船へ戻ったことでノアは陸の存在を確信し平和な世界の訪れに希望を持ったとか、また古代ギリシャ神話では、アテネの街の支配権が大神ゼウスへの贈り物で競われ、海神ポセイドンが贈った強い武器より、オリーブの木を贈った女神アテナ(ローマ神話ではミネルバ)が勝利しました。夜の闇に灯をともし、身体の痛みを和らげ、エネルギーを与える貴重な食糧となるオリーブはどんな武器より大切なものと選ばれました。

争いごとより平和が大切ということと勝手に解釈していますが、今の時代にも言えることがあるのではないでしょうか。

ただ食べるだけではなくその背景や物語を知り、尚且つテレビや雑誌でも体にいいと取り上げられることが多くなっているオリーブオイル。おうち時間のある今、改めて日々の生活習慣を見直すときでもあるのかなと思っています。

数千年の古代から現在まで人々に必要とされているオリーブはとても魅力的な食材ではないでしょうか。

百害あって一利なしとは真逆で、何でも利になるオリーブオイル、まだ使っていない方もまずはトーストへ掛けるなど日々の食生活へ取り入れてみませんか。

現在の国連旗や、イスラエル、イタリア国章などへ平和のシンボルとしてオリーブが描かれてます。

新しい生活スタイルへ

ポーションタイプのオリーブオイルのススメ

新しい生活スタイル、今日も付けっぱなしのテレビから聞こえてくる報道番組の話を小耳にはさみながら、今や飲み物の回し飲み、食べ物のシェア、人前での咳やくしゃみのマナーについて神経質になってきているなと思いながら、自社が輸入しているポーションタイプのエキストラバージンオイルをプチっと開けてトーストに。やっぱり美味しい。新鮮な香りと程よいコクと円やかさがいい。

おいしいものを美味しく安全に。おうち時間が長くなりケータリングの注文を待ちながらリモートワーク。待っていたおいしいお料理が届いたら、たまには気分一新、新鮮なオリーブオイルでヘルシーにおいしさパワーアップ、新鮮なポーションオイルをチョイたし、かけるだけ、まぜるだけでいつものお料理が更においしく、おしゃれな健康食に早変わり。

ポーションタイプ「個包装」だから開封するまで空気に触れることも、ウィルスの心配もない。当たり前のようにプチっと開けて食べている。ストレスフリーだな~と自画自賛。そして何よりいつに搾ったものなのか分かっていると更に美味しく感じる。

新しい生活スタイル、周りに気配りも大事ですが、自分を優しくいたわるのも大切ですよね。自分にプラスなヘルシー生活、MUNOZの使い切りサイズのエキストラバージンオイル、おススメです。

MUÑOZ ACEITES S.L(ムニョス社)

MUÑOZ社は、1886年創業の歴史ある家族経営の老舗オイルメーカー。地元ではホテルや病院をメインに出荷している一流企業です。同社の畑を車で回ってみたところ、なんと40分以上も掛かり、今もなおその規模を拡張しています。

MUÑOZ社
自社農園

現在の当主4代目のJustino Munoz氏はオリーブオイルのクオリティはもちろんのこと、農園・工場内の衛生管理、製造管理を徹底し、厳しい検査・管理のもと、収穫から瓶詰、梱包までの作業は全て自社農園内にある工場で行っています。工場・農園内は基本白衣着用が義務付けられています。

創業当時
現在

安心・安全なオリーブオイルはスペイン国内だけにとどまらず世界中のさまざまな国へも輸出しています。

創業当時はロバが臼でオリーブを挽いていました。衛生管理においては、今では考えられませんが、咥えタバコで喫煙しながら作業するものもいました。

現在は、年間生産量1万5千トンのオリーブオイルは、敷地内の工場にある高度な技術を備えた機械、整備された多種多様な梱包ラインで厳格な管理・手順で製造しています。

これらの企業努力により、Munoz社はオリーブオイルの味わいだけに留まらず、技術・研究部門において、エコロジーな環境に配慮した梱包技術、製造技術、そして農園の環境・運営など、これらにまつわる数々の素晴らしい賞をヨーロッパ国内において受賞しています。

Munoz社は自社農園内工場で収穫から容器充填、出荷まで一貫して行っています。

30秒でビューティーレシピ

オリーブは世界で約3000種類あり、MUNOZ社では創業以来コルニカブラ種、単一品種にこだわり良質なオリーブオイルを生産しています。ポーションタイプのエキストラバージンオイルは、開封するとすぐに元気で爽やかな青りんごやルッカの香りを感じられ、食べる前から清々しく食欲をそそります。

味わいはコクがあるけどとてもマイルド。パンやサラダだけではなく、和食総菜の肉じゃが、ワッフルやパンケーキなどのスイーツ系のようなものとの相性もばっちり。毎日食べても飽きの来ないDaily使いできるすぐれものです。

2018年に日本の食用油の消費はキャノーラ油を抜いて遂にオリーブオイルが一位に。でも海外に比べるとまだまだ需要の低いオリーブオイル。年々安価にはなってきていますが、まだ通常食用油に比べると圧倒的に高いオリーブオイル。あまり冒険したり、挑戦して無駄に使うには勿体ないからいつもの使い方が定番に。そしてメニューが拡がらないから使い切る前に飽きて、、酸化劣化でポイ。もったいないですね。

簡単に時短にたまにはじっくりいろんなパターンで楽しめるオリーブオイルの使い方をご紹介いたします。

それが、たった30秒でできる美容にもお薦めな一品

ヨーグルト@ MUŇOZ

<材料>

ミックスナッツ、グラノーラ、ヨーグルト

<作り方>

ヨーグルトにナッツとグラノーラをのせて。ポーションをかけたら出来上がり。ヨーグルトは温めてもおいしく召し上がれます。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

 ナッツとグラノーラの食物繊維、ヨーグルトのビフィズス菌、オリーブオイルのオレイン酸の三つの美腸作用によって、腸内環境を最強に整えてくれます。体の中からキレイになる腸活パワーレシピです。

※ヨーグルトは食べる前に一晩、ザルにペーパータオルを引きその上にヨーグルトをのせて水分を抜き、チーズのようににしていただくのもおススメです。

ワインを合わせるなら

リースリングというとちょっとリッチで凝縮感を感じるワインというイメージがありますが、「ヨーゼフ ビファー リースリング トロッケン 」は、最初に口にしたときに感じる白いお花やコクと円やかさに加えて女性らしい繊細さが心地のいい味わいです。お値段もそこそこで気張らず飲めるワインです。香ばしいナッツやグラノーラのロースト香と、ヨーグルトの酸味に相性がとてもいいワイン。余韻も長くてそして果実味も豊かで女性らしさがこのワインには秘めれています。

ヨーゼフ ビファー リースリング トロッケン 14

ヨーゼフビファー醸造所代表の徳岡史子さんとは数年前にTOKUOKAの経営するワインショップ「麻布十番わいん家」で開催された史子さん主宰のワイン会でお目に掛かり、お話を伺いました。
そのときに彼女のワインに対する取り組み、そしてワインが大好きという気持ちに共感。以来大ファンになりました。どのワインも繊細で女性らしさが感じられ、初めてワインを飲む方にもお薦めできるエレガントで史子氏の優しい気持ちが届くワインです。
普段のおうち飲み、たまには立地に贅沢使い、様々なシーンにあった価格帯のものがございます。

品種 リースリング

格付け QbA

ヴィンテージ 2014

取り扱い TOKUOKA(http://www.tokuoka.co.jp/

この記事を書いた人

aKcompany
aKcompany
オリーブオイルレシピ研究科。ワイン好き、おいしいもの好きそして旅行好き。
2008年から2018年まで毎月都内近郊でプライベートワイン会を主宰。2014年日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート資格取得。
2017年日本オリーブオイルソムリエ協会ジュニアオリーブオイルソムリエ資格取得。
2018年5月起業。スペイン老舗メーカーMONOZ社のオリーブオイルの輸入販売を始める。

新鮮なオリーブオイルと大好きなワインの、おいしい情報をご提供してまいります。旅行好きなakcompanyのユニークな冒険メニューもお楽しみに。どうぞよろしくお願いいたします
http://akcmpy.com

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