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ワインセラーがある暮らし

三者三様のワインセラースタイルを紹介する

PART THREE マンダリン オリエンタル 東京のセラースタイル

さて、最後は達人といっても人ではなく、都会のホテルという空間のお話。ここ「マンダリンオリエンタル東京」のレストラン「シグネチャー」では”隠しセラー”で食事が楽しめるという。さぞかしワインがおいしく味わえそうだが、寒くないのだろうか。

なかなか気づかない階段を降りた先にある秘密のスペースは、ゲストを案内したら驚かれること間違いなし。フランス出身、フレンチファインダイニング「シグネチャー」の料理長 ニコラ・ブジェマが、南西フランス、プロヴァンス、ブルゴーニュやアルザスよりメニューを厳選。ワインとともに楽しめる。

フランスの郷土料理を味わうザ・セラー

そこはホテル37階の「マンダリンバー」カウンター脇の秘密の階段を降りた隠れ家のようなスペース。12名も入ればいっぱいになってしまいそうだが、実はここは今もワインセラーとして現役で使われている、その名も「ザ・セラー」だ。

四方をワインボトルや箱に囲まれ、世界各国のワインが所せましと積まれている空間はワイン愛好家なら見ているだけで楽しくなってくるだろう。

メニューはアルザス、プロヴァンス、ブルゴーニュなどフランスの郷土料理をチョイスできるプリフィクスでひとり18,000円。

そこにソムリエが地域ごとのワインをペアリングもでつけてくれる(3種8,000円、5種12,000円)という贅沢な内容だ。

室温は16度に保たれているが、水冷式なので風はなく、寒さは感じない。

ジャケットを着た男性であれば適温に感じるだろうし、薄着の女性にはショールなどを貸し出してくれるサービスもある。

「やはりワインがお好きなお客さまが多いですね。900種5,000本以上のワインを眺めながら食事ができるのは、日本でもここだけのサービス。隠れ家ダイニングとしてビジネスディナーや記念日のディナーをお楽しみいただいています」(マンダリン オリエンタル 東京広報)

銘醸ワインを眺めつつ、フランスの郷土料理を味わえば、現地のカーブを訪れたような錯覚をおぼえる。セラーという非日常空間の成せるマジックのようなひとときだ。

マンダリンオリエンタル東京内「ザ・セラー」は6~11名で完全予約制。
電話0120-806-823
http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/

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