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カリフォルニアワイン産業の”持続可能性”を理解するための6つのキーワード

彼らは具体的にどんなことをやっているのか?

05 巣箱 Birds

ブドウ畑のあちこちに見られる鳥の巣箱。

これは害獣や害虫を駆除する鳥のための巣箱である。

たとえばフクロウは、ブドウの樹の根を食い荒らすホリネズミを夜のうちに捕食する。ナパ・ヴァレーのトレフェッセン・ファミリー・ヴィンヤーズのCEO、ジョン・ルエルさんによれば、親子4羽のフクロウの一家で、年に2500匹のホリネズミを食べるという。

どこかの森からわざわざ連れてこなくても、巣箱を用意するだけで、フクロウが自然と棲みつくそうだ。

ホリネズミ対策にはフクロウのほか、タカのための止まり木を備え付けているワイナリーもある。

また、フクロウ用よりも小型の、ブルーバードやコウモリ用の巣箱も。ブルーバードは葉につく虫を食べ、コウモリは蛾など夜行性の害虫を駆除してくれる。

こうして畑にフクロウやブルーバードを呼ぶのは、害虫、害獣対策だけでなく、生物多様性の一環なのかもしれない。

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